13歳の親と本人でそれぞれ読みました。
最近のヤングアダルトはすぐイジメだとか死だとか、とにかく鋭い痛みがなければ不成立かという本が多いなか、ゆっくりふっくら楽しめた。
それでもみんなそれぞれに事情があって、けど段々自分で考えて自分で対処する力ができていく頃で、意地悪されても上回る力があればいいだけで。
すごくよかったなー。
13歳、しんどいこともあるけど幸せもある。絶対誰にでも。
それぞれの(結構な)家庭不和もサラッと書いてあって、主人公のお母さんがどうなっていくか大人にはわかるけど、子供は中途半端に感じてしまうかもね。
少し描かれていたけど、大人にもいろいろあって、13歳というシーズンだけが悩むのではない。みんな悩んで乗り越えているのだということが清々しかった。 強さは誰もが持っている。
続きはないのかな。
挿絵はマンガちっくだけど、誰にでも親しみやすい良い意味で特徴のない絵でした。
娘は茉里に感情移入したようです。