こどもがいない夫婦は、かかさず かんのんさまに祈り 願いが叶うのです
昔話ならではのストーリーですが こんなふうに願えばかなえられたらいいな〜
つぶ (田螺)の子供とは つぶは、嫁を探しに旅に出るのです
田んぼの穴をふさいだら 娘を嫁にやると約束するのですが・・・
三人娘の下りは 昔話の良くある筋です
それにしてもインパクトのある 娘たち やることなすことが
約束したのに 男は 守ろうとしない ここのところはちょっと卑怯ですが・・・
末娘は 心優しく おぼれそうなつぶを助けるのです(ここは救われますね) 人間の悪い心と 優しい心 どちらが 良いかはみんながよく知っています
子の良い心で生きられたら いいな〜
ところが かなしいかな 人間は こう良い心ばかりではないのです
まあ つぶが 若者になるとは めでたし めでたしですが
娘が母になり、子供に乳をのませる所は 非常に現実的な絵です
飯野さんの絵が すごく インパクトあります
年を重ねた夫婦のすがたなんか・・・
昔話の典型かな。