「ミニ版 おばけのケーキ屋さん ひみつのねがいごと」 その他の方の声

伝えたいことは分かるのですが、すんなりと入ってこなかったです。

ストーリーは凝りすぎている気がするのに、なぜか見え見えで浅い感じがするのです。（正直な感想でごめんなさい。）

女の子が、まちがってのせた笑いの実に気付かずに出してしまう、お化けのケーキやさんに、違和感がありますし、笑いの実を食べて、パーティ会場をめちゃめちゃにしてしまう客にも違和感が…
怒りの実なら納得できるのですが…

そういう細かい点に引っかかったのが、すんなり読めなかった理由かもしれません。
大人向きだと思います。

前作で女の子の気持ちを知ってから読むと、切なすぎてたまらない気持ちになりました。

おばけのケーキ屋さん5周年という事は、おばけさんがおばけになってから5年目という事でしょうか？
だから女の子はあまり乗り気じゃなかったのかな…。

彼女の言動を見ていると、本当にただ純粋にお父さんのことが大好きな女の子なんだなぁと思います。
なかなか上手に甘えられないところは…すごくよく分かります。

ラストはとっても幸せな気持ちになりました。
でも自分の子どもの頃を思い出して、少し泣きそうになりました。

可愛らしい女の子が、必死で手伝ってあげて、願い事を叶えてもらおうと頑張る姿が何とも言えませんでした。お化けの実を探して見つけたと思っていたのに、間違えて違うのを持ってきてしまって失敗してしまったけれど、それでも優しく対応してくれたお化けさん。この二人の愛情がとても素敵に描かれていて、感動してしまいました。お化けの本だけれども感動させられてしまう、素敵な1冊です。

いつもお店に来てくれる女の子が、おばけのケーキ屋さんの5周年記念パーティのお手伝いをしています。そして、こっそり『おばけの実』をとってきて、自慢の特製ケーキの上にこっそりのせるのですが、おばけの実だと思っていたものが『わらいの実』で、みんな笑いが止まらずに帰ってしまいます。。。

それにしてもあれが本当の『おばけの実』だったら、どうなっていたのかな？すっごく美味しいのかしら？

おばけと女の子は、お互いを思いやっていて、とてもいい関係を続けています。

シリーズのもう1冊の方で、2人の本当の関係が分かるのですが、ここでは、恋をしている2人のようにも見えて微笑ましいです。

なんだか、読後感がとてもいい絵本です。

新しい絵本の描き方ですね
おばけのケーキ屋さん　
おばけの実　　　わらいの実を食べたおばけは　みんな大きな口あけて笑ってるのがかわいい
女の子はおばけのためにしてあげたことが・・・・ちょっと　失敗しておちこんでいましたが・・・
おばけは　女の子の気持ちをちゃんと大事にしているのが　いいですね〜
絵と文字が見にくいのがちょっと気になりましたが・・・・
この絵本の描き方の意味があるのかな？

とても幻想的で、素敵なイラストです。

ちょっと切ないのですが、女の子の涙がキラキラして、
とても綺麗だと思いました。

物語もわかりやすく、安心して読むことができます。

ケーキ屋さんのパーティーだなんて、私も行ってみたい！
ぜひ、招待されたいです。