新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

話題
日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

テレビで話題!いま、かんがえてみませんか?

  • ためしよみ

かしこい単細胞 粘菌」 その他の方の声

かしこい単細胞 粘菌 作:中垣 俊之
絵:斉藤俊行
出版社:福音館書店
税込価格:\1,430
発行日:2015年09月04日
ISBN:9784834081862
評価スコア 4.6
評価ランキング 4,503
みんなの声 総数 4
「かしこい単細胞 粘菌」は現在購入できません
  • この絵本のレビューを書く

立場で選ぶ

並び替え

1件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ
  • 南方熊楠の伝記を読んだ後、「粘菌」の事を知りたくて手に取った一冊。
    子ども向けの本だと思って、侮ってはいけない!
    研究者の真摯な態度と、粘菌に対する深い愛情と洞察力が感じられる、清々しい作品です。

    生物の分類や、細胞の仕組みなどが、一目でわかるカラフルなイラスト。
    理系の人の、独特の語り口が、読んでいるだけで頭が良くなったような錯覚を楽しめる文章です。

    この本をゆっくり、じっくり読んでいると、粘菌の面白い個性がたくさん発見できます。一番面白かったのは、粘菌は好き嫌いがはっきりしていてること。
    バニラの匂いは嫌いとか、電気のマイナス極が好きとか、変な性格を連想させます。粘菌を毎日世話している研究者の、苦労が垣間見えて、微笑ましいです。
    あれこれ、好き嫌いをして、はっきりとダメなものはダメと言い、嫌なものからはさっさと逃げる…本当に、人間にそっくりな生き物で、面白かったです。

    難しい言葉も出てくるし、わりと頭を使って読み進めていく感じがあり、
    ちょっとした脳のトレーニングになりました。
    数学と、生物の授業を一緒に受けているような、そんな絵本。
    最後に関東地方のJRの鉄道路線図を、粘菌に描かせたりして、遊び心もいっぱい。ユーモアたっぷりの作者は、イグノーベル賞を2回受賞したという。
    ユニークな人でした。

    小学校中級から、となっていますが、大人が読んでも十分面白い本です。
    これが読めて、理解できるなら、小学校中級って、相当頭がいいのだなあ〜と思います。変な生き物なので、興味をもって読めると思います。
    (あ、私が、あまりに出来がわるいだけかも…)

    投稿日:2017/02/24

    参考になりました
    感謝
    0

1件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / きんぎょがにげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / ねないこ だれだ / おおきなかぶ ロシアの昔話

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ

  • はいるかな
    はいるかなの試し読みができます!
    はいるかな
    出版社:ニコモ ニコモの特集ページがあります!
    コンプレックスは長所だ!動物たちは、その特徴を使って ボールを入れることが出来るかな?


児童書出版社さん、周年おめでとう! 記念連載

みんなの声(4人)

絵本の評価(4.6)


全ページためしよみ
年齢別絵本セット