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新装版 ゆきがやんだら

新装版 ゆきがやんだら(Gakken)

一面真っ白の雪景色で、心が温まる親子のおはなし

  • かわいい

つちはんみょう」 その他の方の声

つちはんみょう 作:舘野 鴻
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\2,200
発行日:2016年04月12日
ISBN:9784034370704
評価スコア 4.75
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  • スゴイ!虫の一生の不思議

    ”つちはんみょう”という虫が、子孫を残し種として生き続けるための方法が、すごいです。

    こんなシステムを、だれが考えたのだろう?
    私たち人間が住むのと同じ世界で、小さな虫の世界では、こんな死闘が繰り返されていると思うと、自然界の不思議を感じ、自分の知る世界が、本当に限られた一部分でしかないのだと、思い知らされます。

    まだ分からないこともあるようですが、これを8年もかけて、調べた作者もすごいですし、この絵にしたこともすごいです。

    何度も文章を読んで、細部の絵を凝視して、発見する楽しみもあります。
    小さいけれどダイナミックな虫たちの世界…おすすめです。

    投稿日:2017/08/30

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    2
  •  著者の館野さんは、今まで、生態がよくわからなかった「つちはんみょう」を8年の時をかけて観察し、その一生を丁寧、緻密、かつ迫力のある絵で描かれました。出版社からの紹介文にある「著者渾身の・・」という言葉が、本当にぴったりの絵本だと思いました。

     小さな虫が本能に突き動かされ、生き抜くための行動をおこしていく不思議さ、いろんな生き物の行動と命が複雑に絡まりあっている様子、命をつなぐには、偶然(運命?)も大きく作用していること、そして、偶然を生き延びても今度は、種の命をつなぐための闘いがあること・・・。自然の中の、人の目の届かないところで繰り広げられているこのような様々なドラマを、館野さんの筆によって見せていただきました。

     どのページの絵も素晴らしいですが、最後の2ページは特に印象的でした。漆黒をバックにし、真っ黄色の花粉団子の上で脱皮した真っ白なつちはんみょうの幼虫。それは、大きく深い宇宙の中の、ほんの小さな、でも輝いている命を見るようでした。

    投稿日:2016/07/29

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