【内容】
広く、広大な海。突然、何かが飛び出した。シルエットだけで、何かはわからない。あなたは、これはいったいなんだと思うだろうか?
繰り返し問いかけられる、にょっと突き出したものの正体は、果たして。
【感想】
この世には不思議なことが満ち満ちている。
世界は新しい発見、発見、発見、そして新たな謎である。自分が知っているつもりになっている世界なんて、へのつっぱり。それなのに、それなりに物をしっている気持ちになってしまっていた自分の浅はかさに恥じ入る次第で…
自分が見ただけの範囲を、真実だと思っていいのか?
それは自分だけが、真実だと思い込んでるだけではないのだろうか?
本当に自分が見ているものは、この世の物なのだろうか?
いろいろな疑問がわいてくる。
これは一種の哲学書ではないだろうか。問答か?常識だと思い込んでいたものを打ち破る、画期的な絵本だ。
頭が固い人や、自分の殻を打ち破りたい人にぜひおすすめしたい。
破壊力満点。一瞬で、世界観が変わります。
(絵本で人生が変わるかも)