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ルリユールおじさん」 その他の方の声

ルリユールおじさん 作:いせひでこ
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
税込価格:\1,760
発行日:2011年04月
ISBN:9784061324657
評価スコア 4.85
評価ランキング 87
みんなの声 総数 92
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10件見つかりました

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  • 製本職人という仕事

    日本にも、ルリユールおじさんのような製本職人さんは、いらっしゃるのでしょうか?
    職人気質の日本人にも、きっといらっしゃるでしょうが、なかなか見かけませんね。

    この絵本のように、物、なかでも本を愛情をこめて大切にする文化が、素敵だなと思いました。

    投稿日:2017/10/12

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    1
  • パリの女の子ソフィーは 木が大好きで、いつも図鑑を見ていたのです

    図鑑がバラバラに そこでルリユールおじさんに その本の修理を頼んだのです

    おじさんは 優しく 仕事場で 本をバラバラにして 直してくれました
    この行程が 職人技で すごいんです  
    いせひでこさんは 丁寧に その行程を描いてくれました

    作者も 感動したのでしょうね!  (西洋では革製本で手作りの本を作る職人がいます)
    おじさんの手は 木のこぶのようですが 魔法の手なんです

    素晴らしく 生まれ変わった ソフィーの木の図鑑

    大切な本で 学び 植物学の研究者になった ソフィー 

    ルリユールおじさんの魔法の手の おかげですね

    素晴らしいお話でした

    人間の物を大切にする 心が いっぱいいっぱい つまった 素晴らしい お話でした

    感動しました!

    いせひでこさんの アカシアの木も すばらしい!

    投稿日:2019/03/06

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    0
  • おちつきます

    夏休みにダンナの実家のリビングで発見。

    表紙だけみると
    なんだか

    さみしそう
    さむそう

    な印象。

    実際、手に取ってページをめくってみると

    やわらかくて
    あったかでした。

    外国の方の作品かと思いましたが日本の作家さんなんですね。

    この本を選んだ義母のことが
    もっと好きになりました。

    投稿日:2013/09/01

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  • この描写天才です

    ユルリール…

    こんな素敵な職業があったなんて。
    ちぇ、もっと早く知っていれば、修行に行けたのにな。

    本を買うことも読むことも
    簡単にできる。
    捨てることも売ることも
    簡単にできる。


    一番難しいのは
    大切に大切に自分の子どもの子どもの子どもの…
    ずっと先まで読み継がれていくこと。

    私はこの絵本を見て、自分の家の絵本を見た

    大切にしようと思った。

    投稿日:2011/06/14

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  • 誇りと愛情

    • 風の秋桜さん
    • 40代
    • その他の方
    • 埼玉県
    • 男の子、男の子

    作者いせひでこさんがパリにアパートを借りて何日もスケッチに通ったと、後書きに書かれていたほど、魅了されたその神業ともいえる職人の手・・・
    すばらしい生き生きとしたイラストが、時空を超えて手作りの良さを訴えかけてきます
    やがてソフィーが夢をか叶えてアカシアの木の前に立つ姿に感動します

    電子本が配信される時代に逆行とも感じられるお話ですが、なんでも機能的、手軽さ、簡略を求める便利さとは別に、誇りや愛情といった目には見えないけれど心に残るものが、「ルリユール」のもう一つの意味「もう一度つなげる」に込められていると思いました

    言葉のないイラストだけのページにも、実に多くのメッセージがありました
    ほんのわずかな時間ですがこの絵本を読んでいる間、なんとも言えない癒しを感じます

    投稿日:2011/06/11

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  • 世界でたったひとつ

    • ベーベさん
    • 30代
    • その他の方
    • 長野県

    すごく大事な本を、すごく大事に思ってくれる人の手にかかって、あたらしい命を吹き込まれる、とても素敵なお話でした。

    どこにもない、自分だけの本。お金も貰わず、本に対する愛情のみで、女の子の本を治してあげた、職人魂に感動しました。

    投稿日:2010/01/25

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  • 自分用

    • 赤きゃみさん
    • 40代
    • その他の方
    • 山口県
    • 女の子5歳

    娘には「そんなハナシもあったかな〜」と
    今は頭の片隅に残ってればいいや位の感じで、
    ほとんど私が堪能しました。
    親になって、おばあちゃんになって、
    その都度読み返してその時々なりの感じ方ができるお話。
    でもその頃は紙の本は無くなってたり…するのかなぁ。

    投稿日:2008/11/15

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  • 美しい水彩

    • mnmさん
    • 10代以下
    • その他の方
    • 神奈川県

    美しい町並みを映し出す水彩。
    文字に頼ることなく、ゆったりと進んでいく物語。
    この世界に生きたい、とすら思いました。

    一冊の本のために、町中を駆け回る少女ソフィー。自分だけの時間を持ち、確実に仕事をしていくルリユールおじさん。大切そうに本を抱えて走り回る少女と、言葉少なに本を直していくおじさんからは、本への限りない愛情を感じました。
    「本を大事にする人は素敵な人」いつか聞いた言葉を思い出しました。

    絵本を開いた瞬間に眼前に広がるやさしい色合いが、文字以上に情景を物語っています。
    わたしは、この表紙を一目見るだけで、なぜかほっとします。

    投稿日:2008/08/09

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  • たいせつな本、たいせつな人

    • 三毛猫さん
    • 20代
    • その他の方
    • 静岡県

    初めてルリユールの存在を知りました。
    家にはないけれど、町や学校の図書館にはルリユールを必要とする本がたくさん眠っているのではないでしょうか。

    リサイクル、とは表現しがたいルリユール。
    本の再生は、新たな人生の始まりのように思えます。

    これから次の時代に残したい本、技術、そして人の心。

    投稿日:2008/02/15

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  • 本ってこうやってできるのか。

    • そやでさん
    • 20代
    • その他の方
    • 大阪府

    ルリユールとは製本のこと。
    製本を生業としてきたおじいさんと、図鑑が壊れて修繕に困っていた少女ソフィとの間に生まれる人間としての温かい付き合いが<製本>というお仕事を通して描かれてあります。

    各ページ1行ほどしかない文。舞台はパリの路地。青色がとても印象的で、ガブリエル・バンサンの絵本を想起させてくれます。日本では普及しなかった製本製法だそうですが、とんかちで叩いたり糸を何本も通したりと職人さんの手間が事細かに描かれてあります。

    本ってこうやってできてるんだ!素直に驚き共感できる素晴らしい作品だといえます。

    投稿日:2007/06/24

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