今の時代ではこんな おじいちゃんと孫の関係は少ないように思いますが、作者の伊藤さんは こんな関係があってこの絵本を書かれたのかな?
おじいちゃんも人生を精一杯生きてきて、散歩を楽しむ余裕があります、孫は こんなおじいちゃんのテンポと優しさに見守られて大きくなりました。散歩しながら 孫の目線で 小さなアリを見たりお花を見たり、孫の世界がどんどん広がっていくのです。
しかし 孫の成長の中で孫も いろいろな経験をするのです
大きくなるっていうことは、 楽しいことばかりではなく怖いことや 悲しいこともあります。
悩む時期もあるのです
そんなとき おじいちゃんは 孫の目線で 「だいじょうぶ だいじょうぶ」とおまじないのようにつぶやいてくれました
この絵本の様には うまく事は運ばない気もしますが・・・・・
おじいちゃんの 愛情は 孫にとっては 何よりも力をもらえたのでしょうね!
おじいちゃんが歳で入院したとき 大きくなった孫は おじいさんから 教えてもらった「だいじょうぶ だいじょうぶ」
そうおじいちゃんの手を握りながら言うのです。
血のつながりの深さを感じました。
人生を どう生きるかを おじいさんから学んだのでしょうね
今の時代だからこそ このおじいさんの「だいじょうぶ だいじょうぶ」の意味が 大切におもえるのかもしれませんね