クリスマスプレゼントとして、ぼうやの家にやってきたビロードのうさぎ。
ボロボロになっても、汚れても、ぼうやは、うさぎを大事にしてましたが、ぼうやが病気になり、海で静養することになりました。
ぼうやと一緒に海に行けるものだと思っていたのに、ぼうやを担当した医師が、「あのうさぎはバイキンの塊だから、すぐにでも燃やしてしまいなさい」と言い放ちます。
ぼうやは、海に行くことに夢中になり、うさぎを忘れてしまう。
うさぎは、その頃、ごみ袋に入れられて「あんなに楽しかったのに」と泣いていました。
うさぎの涙が地面に落ちると妖精が現れました。
妖精は、うさぎの鼻にキスをし、うさぎは本物の野うさぎになりました。
私も小さい頃は、子供だから仕方がないとはいえ、飽きたら次から次へとぬいぐるみを親にねだったり、親せきからプレゼントで貰ったりしていました。
ぬいぐるみを可愛がる時期が過ぎてしまうと、人にあげるか処分するかになりました。
処分されたぬいぐるみたちの気持ちを思うと、胸が痛く泣きそうになります。ごめんねと謝りたい。