どうぶつのわかっていること・わかっていないこと(小学館集英社プロダクション)
「答えのない問いに向き合う力」をはぐくむ新感覚の絵本
ふしぎな はこ(評論社)
箱のなかにはいっているのは?!
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3件見つかりました
こわいですねえ、こわいですねえ、ドキドキしますねえ。 こどもが好きそうなこわ〜い昔話を、家内が選びました。 石巻生まれの彼女にしみついた方言が「うまかたやまんば」に響いたのかと。 読み聞かせをすると、ますますこわさが広がります。 やまんばが「ぬうっ」とでてきて、しわがれた声でいう、とか うまかたが怖くなって「ぶんなげて」「わらわらと」逃げていった、とか、 やまんばが魚を「ばりばり」くう、とか馬の足まで「ばりばり」くっちゃう! 方言の迫力に圧倒されながら、赤羽先生の筆書き絵に吸い込まれてゆくのです。 聞いてるこどもは「ひぇ〜〜」とももらさず、耳はもうロバの耳。 それでも最後はしっかり現実にもどしてくれるおまじない 「こんで えんつこもんつこ さけた」で、安堵がさ〜っと広がります。 民話絵本は、こうでなきゃあ、いいですねえ。 かの口承文芸学者小沢としおさんー赤羽末吉画伯コンビに感謝。
投稿日:2013/10/26
民話を再話絵本として表現したものですが、考えてみたら恐ろしいですよね 馬の脚を1本ずつ取って食べるって・・・ それでも走り続ける馬もすごいなぁ〜なんて絵本だから、残酷な表現もないので見ていられますが・・・ 昔は悪人に対しては徹底して懲らしめるという、今ではオブラートに包むような終わり方に対して、すっきりします
投稿日:2009/10/13
うまかたは、どっさりさかなをうまに摘んで帰る途中に やまんばに おそわれさかなぜ〜んぶ取られてしまうのです。 やまんばはほんとうに こわ〜い顔 馬の足も食べられとうとう やまんばのやしきに入るのです。 こわい こわい うしかたは 勇気があるね! 泣き寝入りはしない。 はりのうえから ひのかみ ひのかみ と言ってやまんばを だまして ここは やまばの 知恵比べ 絵本を縦にして読むのもスリルアルヨ! 木のからとで眠ったやまんばに 煮え湯かけて 「きりきりむしがなくから あしたは てんきだなあ」 こんなお話のことばにおかしさを感じますね。 こわ〜いやまんばは とうとう死んでしまいます。 残酷なようですが 人間社会にももっと残酷な事あるよ 昔話は やっぱり 残酷さのなかにも ほのぼのさがあっていいです。 保育園で読んだときの子どもの顔が食いつくようでした。
投稿日:2006/07/24
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