「そんなときなんていう？」 その他の方の声

モーリス・センダックさんの絵と、と谷川俊太郎さんの訳のコンビネーションがとてもいい感じです。
ユニークで、センスがよくて、リズミカルです。
こんなとき何ていう？という挨拶の言葉アゾ美的な絵本です。
粋な感じです。おすすめです。

１つ１つがあいさつのクイズになっていて、わからないところもあったので、とてもべんきょうになりました。
絵は、一ばんさいごのページの、男の子と女の子がニコニコしているところがかわいかったです。
この本を読めばあいさつがうまくなると思うので、学校のクラスのみんなに教えてあげたいです。

基本的に礼儀作法の本ですが、”紳士淑女向け”というだけあって、礼儀作法を超え、美学すら感じます。

どんなにすごいシチュエーションにおいても（たとえピストルを突きつけられても！）慌てず騒がず常に涼しげで、礼儀を崩さない様は、大人としても見習うべき態度だと思いました（少なくとも僕は勉強になりました＾＾）。

「そんなとき」のたとえ話がおもしろい！
礼儀作法の本として、色々な場面でどういう言葉が適しているかユーモラスに描かれていると思う。
だけど、実際に使うにはほどとおい気がするのもまたいい！

ちょっと背伸びして、体に合わないブカブカのジャケットを着てる小さい子が言う言葉と表情がとってもかわいい。

絵の雰囲気、話の流れなど、この絵本自体が素敵なオーラを発してる感じがとってもお気に入りです。

買物をしに町へ出てワニとぶつかったら？　知らない紳士に赤ちゃんゾウを紹介されたら？　そんなとき、何て言う？　ゆかいな礼儀作法の本♪
とても可愛らしいイラストで、絵本ですのに、紳士＆淑女の礼儀作法の基本を学べ、大人が読んでも楽しめる１冊でございました（o＾_＾o）
読みながら、答え方を心の中で呟いてしまいました（＊＾o＾＊）
テンポも良く、面白い作品です♪お薦め♪

礼儀作法を教えてくれる絵本ですが､この絵本を読んだときヨーロッパ文化においての価値観がすごく感じられました。礼儀の基本ということで、ありがとう、すみません、さようならなど、日本で大切にしている礼儀と重なりますが、原書の絵本を読んだとき、あ〜ヨーロッパ的だな、西洋の文化だなと感じました。特に紳士・淑女という観念に基づいて作られている絵本だというのが印象です。動物や乗り物を使い、おもしろおかしく学べるというのは楽しいですが、私は礼儀作法の本としては他の絵本を自分の子どもに見せてあげたいなと思いました。