一人娘の感想を実は聞けずにいままでいます。
あさえちゃんが、入院した妹を気づかって
お見舞いに選んだものは、妹が欲しがっていた自分のお人形でした。
それは表紙の絵にも、とてもよく表現されています。
早く元気になって欲しくて、選んだ・・・。
心配な気持は、妹が元気に退院して、またいっしょに
いっぱい遊べる時が来てはじめて消えていくもの。
家族の中で心配事が起こると、いてもたってもいられないものです。
ましてや入院となると、こどもはとても心配するでしょう。
それは兄弟姉妹のいるいないに関わらずです。
あさえちゃんが一夜にしておおきなおねえさんになったことより
家族のひとりとして、妹を支えたことをほめてあげたいなあ。
もうすこし、あさえちゃんのこころのことばを
書いて欲しかったなあ、最後はお決まりの、おかあさんだもの。
感謝。