えらくなりすぎた ねずみのはなし(副題)
レオ=レオニさんの絵本はいろいろ読みましたが、あおくんときいろちゃんも・スイミーも内容が深く よくよく考えると哲学的であって
それでいて 子供たちにも分かりやすいお話です
この絵本もシオドアという名前のねずみが 仲間のとかげや かめ かえると一緒に住んでいたのですが・・・・・
みんなが自分の得意とすることを話していて シオドアは「にげられる」とみんなに言うと 「は! は! は!」と馬鹿にして笑ったのです。こわがりのシオドアは 悲しかったでしょう。
ところが、シオドアは あおいきのこが「クィルプ」と言うのを聞いて 有る考えが浮かぶのです。
ものいうきのこをみんなに見せ「クィルプ」はどういう意味と聞かれ?
「すべての どうぶつのなかで ねずみが いちばん えらいっていういみさ」
この一言でなんと、シオドアは王様あつかいされるのです・・・・
しかし ウソだとばれて仲間は怒るのです
シオドアはにげました(お得意の) でも・・・仲間を失ってしまいます
一つのウソが・・・・ シオドアはどうしているのかしら?
ちょっとかわいそうなお話でした