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最初タイトルを読んだときにとても驚いて、本屋さんで立ち読みして、思わず涙しながら買った本です。 絵本を読んで涙することは何度もありましたが、こんなに直接的な悲しみを描いた絵本は初めてでした。 私は子どもがいないのでこの人の悲しみがどれだけのものかというのは想像で終わってしまうのですが、それでも大切な人を失う気持ちは誰もが一緒だと思っています。 その悲しみの深さや、どこにぶつけたらいいのかも分からない気持ち、そして思い出すその人との何気ない時間が、私の胸に響きました。 そして最後には、何気なく過ごす毎日や変わらない日常を見て、だんだんと乗り越えていくことが出来る・・・。 きっと誰もが経験するものだと思います。 だからこそ、この本はとても反響を呼んだのでしょう。 大事な人を失って、悲しみに暮れている人に、贈りたい。 そんな本です。
投稿日:2009/10/08
悲しんでいる人が ニンマリ笑った顔しているのは? 「実は悲しいけれど・・・・幸せなふりをしている」 なぜ?そうする必要があったのでしょうか・・・・ 人にはだれでも 悲しいことがあります 愛する妻や子どもを亡くした哀しみ 本当に悲しい人はたくさんいると思います でもそれを乗り越えるには 時間もかかるし どういう風に乗り越えるかは その人その人により 違うのです どう悲しみを乗り越えるかが この絵本には描かれていて ちょっと 切ない絵本です 大人の絵本ですね じゅっくりと 読み 悲しみを乗り越えて 前に向かえたら幸いです!
投稿日:2021/08/08
この本を目に止めると、すぐに手にとった 私も悲しいのかもしれない、そう思った 「『悲しみは、私の悲しみ』であって 他の誰かが必要になってくる」と作者ローゼンは言う それは、共感してくれる誰かだ、と訳者谷川は言う 誰かがいても、癒えるのは一時である 悲しみは、説明できない 大切なひとを失うと、みんなこうなんだね・・・ ろうそくの灯りをみると、誕生日と 仏壇の向こうと両方を、思い浮かべてしまう 悲しいひとを慰めるものは このろうそくの灯りの向こうで きっと見つめているだろう大切なひとと ゆっくり語り合い、微笑みを思い出すまでの ながいながい時間ではないかと、思うのでした 大切な思い出を書き記してくださって ありがとうございました 感謝
投稿日:2014/12/25
私はこの本を読ませて頂いて、とても感動しました。これは悲しみをどこまでも追求しているからです。私は愛する者を亡くした者の悲しみを思う時、今は亡き母のことを思い出さずにはいられません。母は娘を亡くしているからです。つまり私の妹になるわけですが、彼女は幼い頃に交通事故で亡くなったのです。そしてこの事故は我が家に重大な問題を引き起こすことになります。
投稿日:2021/06/30
時期が時期だけに、震災で愛する家族を一度に失った方の気もちとも感じられるお話でした 人それぞれの悲しみは、千差万別でしょう・・・・ 人は産まれた瞬間から死ぬことが決まってます それが早いか遅いかという問題ですが、それがとても大きく心を左右するんですよね 子を亡くした親の気もち・・・ 考えることすら恐ろしい気がします 比べることは無意味かもしれませんが、生きていることの悩みなんか 大したことないってことかな ラストは「生」への出発が見えてきます
投稿日:2011/05/16
避けては通れない、かなしみ。 大きければ大きいほど、自分一人で抱えてしまうものですが、この絵本は、そういう人の癒しに大切な役目を果たすなぁと思いました。 悲しみを隠している顔と、本心の顔の比較とか、一番最後の一人ろうそくの燃えているのを見つめている男の顔の、なんとも言えない、さみしそうな、なきそうな、でも癒されつつもありそうな表情が強烈な感動を伴って焼きついて離れません。
投稿日:2010/01/23
【悲しみ】は誰にでも訪れる感情ですよね。 ほかの誰のものでもない悲しみ。。。それは自分自身で受けとめていくしかない事象だと思います。 悲しみの感情の大きさは時どきで違いますが、この絵本の主人公の悲しみは「命」に関わる悲しみ・・・。 とても深すぎる悲しみです。。。 けれど人間は、【悲しみ】を感じ【悲しみ】に打ちひしがれるからこそ、【幸せ】を【幸せ】だと感じることが出来るのだと思います。 それが人生であり、人である証なんですよね。 悲しみに溺れてしまいそうな時、この本を開き、そしてとことん悲しみ、また前を向いて歩き出していきたいものです。
投稿日:2007/05/27
まずこれは、子ども向けの絵本ではないと思います。 なのでこのサイトの趣旨からは、ずれてしまうかもしれません。 主人公は深い深い悲しみに沈み、 前を向くことがどうしてもできないでいる人です。 大切な人を失くしてしまったからです。 私は彼のように、まだごく身近な大切な人をなくした経験がありませんが、 この本を読めば伝わってくるものがあります。 彼がどれだけその人を愛していたか。 その人の成長がどれだけ嬉しかったか。 共に過ごす生活がどれだけ楽しかったか。 そんな存在を失うことの悲しみが、どれほどのものなのか。 読み手にそれが伝わると共に、彼も思い出し、気付いていくのです。 愛していたから得た、幸せな幸せな日々のことを。 そしてほんの少しだけ、 彼の心は前に進むことになります。 深い悲しみをここまで表現した絵本は他にないのではないでしょうか。 悲しみのない人生などありません。 私はまだまだ若いですが、悲しみを重ねていくたびに、 この本は違った意味を見せてくれるのだと思います。 ほんとうに、すばらしい本です。 子どもにはきっと難しいと思うのですが、 もしかしたら何かひっかかるものがあるかも分かりません。 お母さん方にぜひ、手にとっていただきたい絵本です。
投稿日:2007/01/18
題名から「悲しい」って言っちゃてますね。 「この本を読むと悲しくなる」と言う意味ではなく、「悲しみについての本」です。 「悲しい」という感情について考えることってないし、ましてここまで深く向き合う本は、なかなかないと思います。 これは悲しみと生きた男の本です。 「私の悲しみだから。ほかの誰のものでもないのだから。」 という文があります。 この感情は自分自身のものだから、ほかの誰にも分からない。 だから独りで考える。戦うんだ。 でもぬくもりや温かさが欲しくなるときもある。 人が明り(この本ではロウソクですね)を点けるのは、悲しみを和らげるものを求めているからかもしれませんね。 悲しいという感情は、とても人間らしく、自分が生きていると思える大切なものだと思います。 それはとても苦しく、痛くて痛くてたまらないものですが・・・ でも悲しみを知らなきゃ、喜びだって感じることは出来ません。 悲しみを知っている人間は、人に優しくすることができる人です。 月並みな言い方ですが、そんなことを考えさせられた作品でした。 哲学的で、難しい絵本です。 大人向けの絵本と言い切ってもいいと思います。 訳は谷川俊太郎さんで、流れるような言葉を書かれていますが、この本では強烈な言葉を投げかけているような気がします。 その分、心に響く名訳でした。
投稿日:2006/08/02
最愛のヒトを失った悲しみと、徹底的に向き合った絵本です。 とても暗く、その悲しみや絶望を客観的に描写しています。 その内容からも「大人のための絵本」だと思います。 いつかは味わうであろう最愛のヒトとの別れ。 そんなときにこの絵本が近くにあってほしい。 そう思わせてくれる一冊です。
投稿日:2006/02/27
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