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日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

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かえでの葉っぱ」 その他の方の声

かえでの葉っぱ 文:デイジー・ムラースコヴァー
訳:関沢 明子
絵:出久根 育
出版社:理論社 理論社の特集ページがあります!
税込価格:\1,980
発行日:2012年11月
ISBN:9784652041253
評価スコア 4.59
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  • 人生にはいろんなことが起こります…偶然のこと、必然のこと、自分から選びとったこと…嬉しいこと、楽しいこと、悲しいこと、驚くこと、悔しいこと。
    いろいろあるけど、最後に、かえでの葉っぱのように
    ”ふしぎなことに「これでいい」”と思えればいいなと思いました。

    そのためには、今を自分なりに一生懸命生きればいいのだなと思えました。

    さまざまな経験を積んで、人生の折り返しを過ぎたくらいの大人におすすめです。
    とても美しい絵本です。

    投稿日:2017/08/29

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  • 風にのって

    まず、表紙の美しさに心を揺さぶられてしまいます。

    私は秋が好きです。
    匂いや温度、それに色。秋を感じるとなぜか懐かしさや切なさが込み上げてきます。
    赤橙黄の葉っぱが好きです。空気は冷たいのに、この色を見ると暖かい気持ちになるからです。
    だから秋の散歩は最高です。

    かえでの葉っぱの長い旅はとても素敵でした。
    場所も変われば自分自身もどんどん変わっていく。
    でもかえではそれを受け入れ、更に楽しみや喜びを見つけ出していきます。

    かえでの姿から、時間の大切さや自分らしい生き方について考えさせられました。

    灰色のクモの巣みたいな葉っぱも、なんて美しいのだろう。
    命あるもの、最期のときまで美しいのですね。

    投稿日:2017/09/06

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  • 光のなかで

     金色の美しい葉っぱが、木を離れ、美しい自然の中を旅していきます。絵本を読みながら葉っぱを追って、一緒に旅をしましたが、好奇心旺盛で、意志の強い葉っぱだと感心しました。

     「ハンマーを持って石を叩きたい」だなんて!そして「一か所にじっとしているなんて、まっぴらだ」「ぼくは旅する葉っぱなんだから」と。危険な目にあったり、雪の下で過ごしたり、夜 飛んで、星を見ながら歌を歌ったりしながら、葉っぱの旅は続いていきました。

     心に残ったのは、葉っぱの自己肯定感です。元の美しい色を無くして少し悲しくなっても、霜がおりて模様ができた自分を美しいと思い、蜘蛛の巣のように骨だらけになっても「これも悪くないな」と思う。体が軽くなって目立たなくなったのを「去年より具合がいいぞ」と思う。そして、焚火の灰の上におちて「これでいい」と・・・。やりたいことを精一杯やったら、そういう気持ちになるのだなぁと思いました。

     移り行く四季の中で、金色の葉っぱもまた変化していきます。そういう自然を、出久根育さんが素晴らしい絵で表現されていますが、どのページにも「光」を感じ、それも とても印象的でした。

    投稿日:2017/09/06

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  • 子どもにはまだ難しいと思いますが、色彩がとにかく綺麗で、余韻を味わう絵本だと思いました。
    私は落ち葉を拾うのが好きですが、見えている部分が綺麗で拾っても手にしたとたん黒ずんでいたら捨ててしまっていました。でもその黒ずみは葉っぱがその場に居る過程だったり、木から離れて旅した証だったりを表しているのですね。なんだか愛おしくなりました。
    そして老いていく恐怖も、これでいいんだと思えるように生きていきたいと思いました。

    投稿日:2017/08/25

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  • 優しい気持ちになれる 受賞レビュー

    優しい気持ちになれる本でした。

    大人になると、歳をとって昔よりも見た目も体力も衰えてくることを実感します。
    まだまだ若いと思っていても、このお話の主人公のカエデのように、
    気がつくと、見た目の美しさが失われており、ビックリすることがあります。

    そんな中でも、自分は自由でいたい、こうありたいと、
    気持ちに素直に強く生きようとするカエデがとても美しく感じました。

    時が経つことの不安、身動きがとれないことの不安、
    そんなものに、長く生きているとぶつかることが、
    これからも沢山出てくると思います。

    でも、そんな中でも自分が体験したもの、
    見聞きしたものが、自分の経験として、
    美しく自分の人生を彩ってくれる

    変わりゆく自分を、そのときそのときを、
    貴重な体験として、受け入れることで、

    人生の不安がなくなり、ものの見方が豊かになっていくことを
    教えてくれた絵本でした。

    もちろんですが、絵本の挿絵もとても美しく、
    子供にも、人生の流れを優しく教えられる素敵な絵本だと思います。

    投稿日:2017/08/16

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  • いつか訪れたい

    木から落ちた一枚の葉っぱ。風にのり、川をながれてと一生に一回の大冒険です。ですが、冒険のわくわくどきどきよりも、冷静にいろんなものを見て聞いて静かに楽しんでいる様子。
    変わっていく自分を常にうけいれていく葉っぱに、いつしか人生を重ねつつ読んでいました。
    特に最後の場面。自分も最後はこうあれればな、と願ってしまいます。
    すてきな絵からチェコの森を感じ、いつか訪れてみたいと強く思いました。

    投稿日:2017/08/14

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  • チェコと出久根さん

    出久根 育さんは、と〜っても気になる画家さん
    かわいらしい「もりのおとぶくろ」
    ユニークな「おふろ」
    個性的な、どこか外国の雰囲気の「はるさんがきた」
    いつも、違った雰囲気で
    同じ方の作品?なの???
    と、思っちゃう

    「さいごの一葉」みたいなのかな?
    と、「全ページためしよみ」で
    楽しませていただきました

    きれいな葉っぱの旅?
    いえいえ・・・
    枯れたー汚れた葉っぱになってしまう
    そのまま、雪に埋もれてしまうのかしら・・・
    ところが、それで終わらないのです

    そうそう、葉脈だけになった葉っぱって
    「レース」みたいなんですよね

    約束していた男の子と再会
    でも・・・

    チェコの社会情勢を背景があるようで
    葉っぱのつぶやきの中に
    何か、作者の気持ちが込められているのかな
    と、思ってしまうのでした

    現物の本でも読んでみます!!

    投稿日:2017/08/11

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  • 美しい

    たいへん長生きした落ち葉のお話です。
    まさか、冬まで越すとは思いませんでしたが、少年に出会えてほっとしました。

    美しさはうつろいやすいという言葉がありました。
    本当にそうだなと思うようになったのはつい最近かもしれません。

    たくさんの子供たちに読んでもらって、自然を慈しむ心が育つといいなと思いました。

    とても美しい絵本です。

    投稿日:2017/08/10

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