「へなちょこ」 その他の方の声

レトロで繊細な挿絵がステキな絵本です。
ともちゃんがあいちゃんに嘘をついてしまったときの場面で、縄跳びのおばけのようなものにともちゃんの体が巻き付かれてしまっている描写がありますが、そのときのともちゃんの気持ちを上手に表現しているなぁと感じました。
子どもなりに見栄を張ったり、焦ったりする気持ちが伝わってきて、こんなときにあいちゃんのような、支えてくれる人がいるといいなぁと思いました。

くすのきしげのりさんの優しさが　　　「へなちょこ」の絵本読んでいっぱい感じられました
ともちゃんは　水泳も　リレーも　体育が得意なんですが・・・・　縄跳びが苦手なんです
ともだちのあいちゃんは　縄跳び苦手で苦悩しています
「こどもはなわとび　きんし！」とかいう法律できたら　ええのになあ」

あやちゃんから　「にじゅうとびおしえてといわれて」　言われて　自分も縄跳び苦手とは言えず　うそをついて　苦悩する　ともちゃん
みんなから「へなちょこ」と言われるのが怖くて・・・・・
自分がついたうそに　大粒の涙が　あふれる　　　
そんなともちゃんの苦悩に　あいちゃんは　寄り添ってくれた
「あいちゃん　ごめんな　へなちょことおもわれるのがいやで　うそついた
あいちゃん　ごめんな」
あいちゃんは「へなちょことちがう　　　ほんまのへなちょこは　えらそうにいうだけで　がんばらんのやで」なんと優しい　あいちゃんの言葉！
涙します。　
この二人は　本当に　　相手の弱さも認めあい　　そして　それを乗り越えるのです
すごいなあ〜！　　感動します　
この二人から　教えられました　　　大人もこんなふうに　相手を認め合いたいです