こみねさんの絵なので
迷いもなく借りてきました
まさか、3・11関連本だったとは・・・
そして、「全ページ試し読み」で
読めたとは・・・(T_T)
でも、実際の絵本をゆっくり、じっくり
読んでみることをお薦めします
淡々と静かに語られる
それでいながら
何か、ひっかかるものがあるんです
きっと、いろいろ想像をするからでしょうね
こどもだったら
また違う感想を抱くと思うのですが
母親になった自分は
また更に感じるものがあるのです
私が小学校6年生になった時に
母を病気で亡くなったこともあり
その時のなんともいえない喪失感?寂寥感?
なんと言って言い表せばいいのかわからない
感情がこみあげてきます
でも、私の場合母は入退院を繰り返していたし
病気だということで
なんとなく予想が出来ていたことでもあったのです
震災は、違います
あまりにも突然で
あまりにも多くの方との別れがあり過ぎました
まだまだ自分の気持ちや心が理解不能状態だと思います
整理つけようと思っても
そんな簡単なことではありません
「時薬」−時間による解決になるとは思いますが
こういう絵本で
救われる方もいらっしゃると思います
「時」の「間」でたくさんの「出逢い」で
少しずつ
少しずつ
自分の気持ちを穏やかに
していってほしいと願わずにはいられません
素敵なおにいちゃんが、実は・・・
には、ちょっとびっくりですよ
裏表紙がヒントです