もぐらの洋服屋さん!
土の中なのにとっても繁盛していて、何だか明るいのです。
素敵な洋服もいっぱい。
いいな、いいな。私も行ってみたい。
そのもぐらさんお気に入りの、ジャケットのボタンが知らない間に落っこちて、
ねずみさんのカバンに入ってしまって・・・というあらすじです。
ボタンが他の“とれてしまった迷子のボタンたち”に出会うシーンでは、
「ごめんね、私のボタンもこの中に居るのかも・・・」なんて思ってしまいました。
ボタンって、いつの間にか取れてしまうんですよね。
でも最後には、このボタンたちもみんな幸せになれてホッとしました。
物にも命があると、子どもの頃はそう教えられました。
短くて使えなくなった鉛筆も、なかなか捨てられなかった記憶があります。
大人になると忘れてしまいがちですが、大切な事ですよね。
この絵本を読んで、久しぶりに思い出せました。