子どもの素朴な質問に答えた絵本です。
いろんな動物の鮮やかなイラストが出てきて、見る子どもを飽きさせません。様々な動物達が、子どもたちと一緒に登場するのです。
このイラストだけでも、十分楽しめますが、もう少し言葉の意味が理解できる年頃になったら、ぜひ最後の文章を読んであげたいですね。
「どうぶつのかあさんって、子どもが好きなの?」
「ええ ええ、もちろん!すごーくすごく子どもがすきなの。」って。
そして「あなたのかあさんがあなたをかわいがるのとそっくりおんなじよ」って話してあげたいですね。自分の子どもを可愛がらない母親なんて、動物でも人間でもいないよということ。母の愛は、動物でも人間でも普遍よということをこの絵本で分かってもらえたらいいなぁと思います。
「なぜ?なに?」と質問攻めになってきた頃に読んであげると、子どもたちも楽しめるんじゃないでしょうか。