「The Important Book」という名の通り、様々なたいせつなことを集めた絵本です。
たいせつなことは、それぞれのもの・自然現象にとって、一つだけ存在します。
「そらにとってたいせつなのは いつもそこにあるということ」
このように一見当たり前のことのようで、でも気付くことのないたいせつなこと。自分を改めて見直すきっかけを作ってくれました。
とても大人っぽく、まだ娘には理解できないようですが、ずばりこれは大人のためにある絵本だと思います。というか、娘が大人になったときに、記念の1冊として贈りたい絵本とでもいいましょうか。
最後のページに「あかちゃんだった あなたは からだと こころを ふくらませ ちいさな いちにんまえに なりました」と書いてあります。大人になった子ども達に送るメッセージ、それは「あなたがあなたであること」ということです。
このメッセージを私は、いつの日か娘に贈りたい。そう今から思い今からあたためている絵本です。