人気のある絵本のようだったので、読んでみました。
お風呂に入ることが大嫌いなハリーは、ある日ブラシを庭に隠してしまいます。
その後、黒と白のぶち柄が反転してしまうほどに遊び、汚れたハリーは、
家に帰っても家族に気付いてもらえず、どうする、ハリー!?というストーリー。
汚れることを気にせずに思い切り遊びまわるハリーの姿に、
逆に爽快感を抱いてしまったのは私だけではないはず。
お風呂が大嫌いなハリーが、自分だと分かってもらうために、
嫌いなお風呂に入りたがるシーンは、ハリーの必死さを感じます。
ただ、読んでいるうちにストーリーの想像がついてしまい、
読み終えて「やっぱりね」という感じがあって、全体的に
ストーリーの盛り上がりに欠けたかなという感じでした。
息子の反応もなんだかイマイチ。
「洗わなくても(ハリーだって)わかるじゃん」という感想でした。
ハリーはとっても可愛いんですけどね。
期待して読んでみただけに物足りなさが残り、残念でした。