自分のお母さんが赤ちゃんだったころ、自分のお母さんが子どもだったころ、自分のお母さんが大きくなって、結婚して、自分が生まれた。
自分の母親をこのような形で知ることって、子どもにとってとても幸せなことなのでしょうね。
等身大のお母さん。
母の日の絵本として展示されていた絵本です。
でも、母親の写真が溢れている中に、お父さんの存在感があまりない絵にちょっと疑問を感じてしまいました。
結婚してからのお母さんの写真も、自分の子ども姿も、写真にお父さんの顔が出てこないのです。
父親の顔を切り取った写真を見たことがあるから感じるのでしょうか。
お父さんは、今もいるのでしょうか?
お父さんとお母さんがそろっていてこそ、自分はしあわせなのに、お母さんの存在感だけが語られているのです。
ちょっと気になる絵本です。