私は最初に、『あかのほん』を読んで、「XXだったら、しろのほん」とか「XXだったら、くろのほん」とかいう文章が続き、へ〜、赤の本なのに他の色の紹介? とその手腕にびっくりしたのですが、なるほど! 今度は『しろのほん』を読んでみたら、『あかのほん』でしろのほんと言われていたものが今度は「XXだったら、あかのほん」と、上手く対比されていて、お!と思いました。でも、ひとつだけ立ち止まってしまったページがありました。それは、雪のページです。「はるになったら、くろのほん」という文章です。え? 黒? どうして黒? とあまたの中は「?」ばかりでした。普通のイメージでは、花が咲き霞がかかりみたいな感じで、ピンクとか水色とかなら分かるんですが、黒?と。で、う〜ん... と思いを残しながら次のページに進んだのですが、ふと、あ! もしかして、雪が溶けたら土が見えるっていいたいのかな? だから土=黒? な〜る〜ほ〜ど!!と一人大発見に喜んでしまいました。