この作品は どちらかというと、小さな子供向けと言うよりは すこし大人向け??同じく、かんのさん田中さんの幻想的な作品「星うさぎと月のふね」を娘が気に入り、何度も読んだのですが、こちらは少し難しいようでした。
神様が 3人の天使を連れて 地上に降り立ちます。
天使は それぞれ地上の美しいところを見て それを神様に報告します。 ところが、ひとりの天使が 青く澄んだ瞳の少女に恋をしてしまいます。必ず ここへ戻ってきますから 待っていて下さい。
そう言い残し、神様に 約束を破ってしまったことを詫びた天使ですが、神様も 約束を破ったことを見逃してやるわけにはいかないのでした。
待っていて下さい…の言葉を信じて待つ少女のもとへ 美しく光るほたるが 飛んできました…。
ルーマニアに伝わる伝説が元になっているそうですが、ホタルをめでるのは日本だけではないのだと知りました。