あした花になるふつうだと思う みんなの声

あした花になる 作・絵:いもと ようこ
出版社:岩崎書店 岩崎書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2002年2月28日
ISBN:9784265034697
評価スコア 4.53
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みんなの声 総数 18
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  • 美しい

    ハナカマキリを知らなくて、調べて見ると本当に美しい虫が出てきて驚きました。
    ただやっぱりロマンティックすぎるかなという気がします。
    カマキリをカマキリたらしめているカマを「みにくい」というのは悲しいです。
    美しいハナカマキリのカマだって同じく生きるために使われているのにと思ってしまいました。

    投稿日:2010/06/29

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  • 願うことのせつなさ

    乱暴モノのかまきりが
    胡蝶蘭の美しさに心を奪われてしまうお話です。

    お花の美しさに比べ、自分の醜さがいやになり
    神様に祈ります。
    もうこのかまを使うことはやめますから
    どうかあの花に似合うような自分にしてください、と。
    食べることもやめ、ただ花を見つめ祈り続けるかまきり。
    やせっぽちになって死んでしまって、
    1億年のときをこえて、
    意識が戻る。
    そしてはなかまきりになっていた。

    全体的に寂しさや切なさが漂うお話です。
    願い続けることの大切さを描いているのでしょうが
    真摯なその姿勢がとてもとても切なく哀しいです。

    三歳の娘には少し早すぎでした。
    もう少し大きくなって、人を好きになったり
    いろんな願いを持つようになったら
    また読んであげようと思います。

    投稿日:2010/06/24

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