宮西達也さんの講演会に行った時に「にゃーご」の続編が出ますということで紹介されたのがこの本です。
その時には内容までは詳しくはわからなかったので、どんな本になるのかな?と思っていました。
「にゃーご」の時にはももでしたが、今回はバナナなんですね。
「にゃーご」の時にはお話をよく聞いていなかったねずみたちですが、今回はねこが怖いということを知っているというのが違うんだなあと思いました。
「にゃーご」の時には全く屈託がなく素直に信じていたねずみたち。でも「ちゅーちゅー」では、懐疑心も持ち合わせているのは成長なんでしょうか。
それとも複雑化する現代に合わせてのことなんでしょうか。
宮西作品にも少しずつ変化が表れてきたということなのかな。
そういう意味で私にとっては難しく感じた作品でした。