『ひとまねこざる』がすっかりお気に入りの2歳の息子に読んでやりました。
こちらの『おさるのジョージ』のシリーズは、作者が違うだけでなく、1冊あたりのページ数も少なめで、ハプニングも一つ二つ、叱られそうになるけど、最後はジョージが感謝される・・・という展開がほとんどのようです。
この巻では、動物園にやってきて、黄色い帽子のおじさんが自分たちのために買ったお菓子をどんどん動物にやってしまうという失敗をするものの、持っていたそのお菓子のおかげで行方不明になっていたおうむの発見に貢献できた!という展開です。最後には動物園の人から感謝されます。
ジョージがやったことが結果的に人をハッピーにするという分かりやすい展開なのですが、『ひとまねこざる』シリーズを楽しんだ後となっては、ちょっとひねりがなさすぎで物足りない印象を受けました。
そもそも『ひとまねこざる』シリーズでは、ジョージ自身が一旦動物園に入れられていたのではありませんでしたっけ? そこのところはどうなってしまったのでしょう? ちょっと話の作りが雑な気がしてしまいました。
息子は動物園大好きなので、この巻は比較的楽しそうに聞いていました。