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エリザベスとラリーふつうだと思う みんなの声

エリザベスとラリー 作:マリリン・サドラー
絵:ロジャー・ボレン
訳:ふじいみきこ
出版社:徳間書店 徳間書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,495
発行日:1995年3月
ISBN:9784198602680
評価スコア 3
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  • おばあさんとワニのお話

    • ムースさん
    • 30代
    • ママ
    • その他
    • 男の子9歳、女の子3歳

     エリザベスとワニのラリーは長いつきあいの友だちです。二人の出会いは、もう何年も前のこと。注文したフロリダオレンジの箱の中にラリーが入っていたことに始まりました。それ以来、仲良しの二人は、どこへ行くのもいっしょです。でもある日、ラリーは人間とは違う自分の姿に気づくのでした……。
     コミカルなワニのイラストが息子受けするかなと思い、古本市で手に入れた絵本。「本当の友だちってなんだろう?」「他の人と違うっていけないことなの?」……とカバーにはあったけれど、その語りかけは読者の心に十分届かないのでは、というのが私の感想です。
     まず、前半途中に突然(外出したとき)「みんなが二人をじろじろ見ました……」と出てきます。ここで初めてわたしは、この絵本が社会での異質な存在との交わりをテーマにした作品なのだと理解しましたが、その提示のされ方が不自然。で、このじろじろ見られたことがきっかけで、ラリーは自分が他の人と違う姿だったことに気づき、結局は生まれ故郷のフロリダに戻ることになるというのです。最終ページ、フロリダでの情景では、大きなプール付きの家でのラリーの生活ぶりが描かれます。う〜ん、ここではまず人間と同じ生活をする擬人化に無理を感じました。まわりにはワニがいっぱい。つまり同胞に囲まれていれば幸せだ、ということを伝えたかったのかな。ビーチわきの大邸宅で、家族同胞・友人に囲まれ幸せ(?)に暮らすラリーの姿に、ステレオタイプ化された米国人の幸福という価値観が表れていました。

    投稿日:2003/06/30

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