次女が保育園から借りてきました。
羽をつけた白い馬が、鳥といっしょに、雪の中を舞っている青い表紙が美しく、ドキドキします。
みんなからバカにされているノロマという若者が、雪で作った白いこうま。翌朝、本物の馬になって、ノロマの前に現れます。一生懸命かわいがり、世話をして、いっしょに荷物はこびの仕事をして、幸せに暮らしていた二人ですが、お祭りの競馬に出ることになり・・・???
もの悲しいラストに、やっぱりなあと思ってしまいました。(このてのお話に、ハッピーエンドは望めない気がして・・・)
美しい文章、読んでる私には心地よかったのですが、4才の次女には少し難しかったかもしれません。
私のもっとも好きな水色を、ふんだんに使った、ちょっぴりレトロで異国風の絵。うっとり眺めてしまいましたが、子どもウケはしないかもしれません。(それでも、たぶん表紙の絵で選んだと思うのですが・・・)
評価は迷うところですが、子どもにとってという観点で、ふつうにしておきました。