くまたくんシリーズは、いろんな「はじめて」が生き生きと描かれていて、子どもの成長に合わせて楽しめますね。
このお話は、夏休みに読むのにぴったり。遠くに住むおじいちゃん、おばあちゃんに会いに行く前に読んであげたら、きっと喜ぶだろうな、と思います。
我が家でも、日本に行ったときのことを思い出して、あれこれ話が弾みました。おじいちゃん、おばあちゃんが駅で迎えてくれるシーンは、本当にそのままで、なんだか胸がいっぱいになりました。「よくきたね!」と、うれしそうに抱き上げるおじいさん。「くまたくんの せなかを、だいじなものでも なでるように、そっと そっとなでる」おばあさん。いつもそうだよね、うちのじいじとばあばも。
娘は、「もっとじいじとばあばのおうちが近かったらいいのにね。そしたら、飛行機に乗らなくても、新幹線だけで行けるのにね。」と、ちょっとさみしそうに言っていました。