ひだまり村に住む
せんたくやのあなぐまモンタンのところに来る
お客さんとモンタンの
ちょっと不思議で心温まる話(2話)です。
とても優しい挿絵がモンタンの人柄や、
ひだまり村の自然の豊かさを
そのまま表わしたようでほっとします。
1話目の女の子がモンタンに洗濯のお礼に
送った贈り物、とても素敵なものです。
せんたくやを開いたばかりのモンタンは
気に入ったことと思います。
約束どおりにさいたアカシアの花ってどんなにおいだった?
2話目のうさぎの子達が吹くホルンの音。
このホルンで雪が降ってきますが、
雪を降らせホルンの音ってどんな漢字の音なんだろう。
自分の想像も交えて読むことのできる本でした。
最後に。
☆4つにしたのはちいさなお子さんには
長すぎるかな…と思ったからです。
4歳の次男には少し長く、
理解できない言葉もあったようで、
聞いていられませんでした。
長男は熱心に読んでいました。
モンタンがせんたくに使う『サイカチの実』が
長男の1番気になるものだったようです。