「ようちえんのおひめさま」 なかなかよいと思う みんなの声

絵はキレイで読みやすいです。個人的にはとても好きなタイプのソフトタッチでした。
この作品は作者の2冊目のようです。
子どもたちの表情、画用紙にクレヨン「パステル」で描いた時のような色の質感（素材感）がとてもいいなぁと、思いました。

てるてる坊主を時計台の柵に逆さにして付けていく子どもたちを描いているページが、私は一番好きです。
全体優しいパステル調なので、あまり遠目が利きません。
大勢いる場所での読み聞かせでは、ちょっと見ずらい作品かもしれません。（家で実験してみました。少し離れて読んでみたら、うちの子は見えなかったそうです。）
少人数、またはひとり読みをおススメします。

夢のあるタイトルと、淡い色使いでかわいく描かれた挿し絵に惹かれて手に取りました。
ようちえんのおひめさまとは、園庭の時計台の中にいる人形でした。毎朝９時になると王子様と並んで姿を現すのですが、ある日壊れて時計が止まってしまいます。
時計の中に閉じ込められた王子様とお姫さまを救うため、園児たちが協力して知恵をしぼります。ずらっと並んだ逆さまのてるてる坊主。園児たちの可愛らしいお願いごとがとっても微笑ましかったです。

上品な絵というか
幼稚園というか（笑
ママ達の理想的な幼稚園かな？

おひめさまって、なんだろう？
と思ったら
素敵な仕掛け時計の王子様とお姫さま

ある嵐のせいで
仕掛けが壊れたようで

みんなの考えがおもしろいです
どろだんご！もいいですねぇ
「みんな」でーがステキ！
先生が指導したんじゃないから（笑

「みんな」で、こんなこと出来たら
ほんと、ステキ！

先生達が
遠くから見守っている感じもステキ！

みんなの笑顔がとても
ステキ！

ステキ過ぎて、理想かな〜（笑

きのみ幼稚園にはお城があり、毎朝９時になるとおひめさまとおうじさまが出てくるしかけになっていて、子供たちはおひめさまたちに会うのを楽しみにしています。ところが嵐が訪れ、そのしかけが壊れ、おひめさまの姿を見ることができなくなってしまい…。
またおひめさまたちに会いたい！と園児たちが考え、一生懸命なところがかわいいですね。再び嵐を呼んでしかけをなおそうとさかさてるてるぼうずをたくさん作る園児たち。このさかさてるてるぼうずの量を見ても園児らがおひめさまたちが大好きなのが伝わってきました。
おひめさまたちに再び会うことはできるのでしょうか。