この本の市場
「近江町市場みたいやなー」(←金沢の台所)
と思って読んでいたら、金沢在住の方が作者で、うれしくなりました。
私も、昔、魚屋さんで生きたどじょうを買った母に、数匹、金魚の水槽に分けてもらったことがありました。
私の場合は、かなり、ほったらかしでしたが、それでも、長生きしていました(きっと、兄弟がえさをあげていたのでしょう・・)
そんなことを、思い出しながら読みました。
もちろん、そのときも、ほとんどのどじょうは、食卓に並んだのですが、この絵本も、そこをあえて、きれいごとで済ませずに「かわいそう」とかいう言葉もなく、ほとんどが食卓に上ったことは、作者の勇気を感じます。
子供は、残念ながら、その点には、引っかからず、絵本を読んだのですが、今後、「ちょっと、かわいそう」という、感想を持ったときには、
私たちは、命を頂いているんだよ
ということを、教えてあげたいと思います。
川で取った、どじょうを飼育するのでなく、「いちばのどじょう」を飼育したのですから・・