「きょうりゅうたちのおやすみなさい」に続く第2段。
このシリーズは、就寝・医者というシチュエーションの設定がまず良いです。
恐竜というのは、子どもそのものなのです。
何と言っても擬人化した恐竜達の表情が、読み手の心を掴んで離しません。
恐竜が好きな子が多いですが、この本は正にそんな時にうってつけ。
見たことのない恐竜も多く登場するので、見るだけでも楽しい作品です。
一番好きなのは、医者に行くのを嫌がるスティラコサウルスを、ママが引っ張っていくシーン。
何度見ても笑ってしまいました。
但し書にあるように、
「かぜをひいたのに、
おとなしくしているのが いや、
おいしゃさんに いきたくない、
おくすりが きらい、という
こどもたちに!」
オススメします。