娘が図書館で借りてきて真剣に読んでいました。
クイールが生まれてから盲導犬になるまでが何枚もの写真を通して綴られます。
生まれたときのあどけない表情のクイール。お母さんやきょうだい達から離され、訓練所に入るまでの一年間を過ごすお家にあずけられます。あまえたりじゃれたりして愛情をたっぷり注がれて育つ様子が伝わってきます。
おじさん、おばさんのクイールにむける微笑みがとっても愛情深いです。
いよいよ訓練所生活。最初は心細い目のクイール。訓練所のおじさんに話しかけられ、遊んでもらったりしながら色々なことを覚えていくクイール。ほめられるのがうれしくてがんばるクイールの様子が伝わってきます。
訓練も終えてたたずむ、落ち着いた真剣なまなざしのクイール。堂々として自信に満ちた様子が伝わってきます。
目の見えないおじさんとの出会い。一歩一歩やさしく歩き始めるクイール。真剣におじさんを助ける仕事をしている様子が伝わってきます。
『盲導犬はただ道を教えてくれるだけじゃなく一緒にいるだけで明るくなれる心からの友達』と言っているのが印象的でした。