「妖怪用心 火の用心 九十九さんちのかぞえうた」 なかなかよいと思う みんなの声

いままで、児童書で出ていた『九十九家』の妖怪たちが、かぞえ歌絵本になりました。
巻末には楽譜もついています！

山村浩二さんの描く九十九家の人たちの、それぞれ際立った特徴を上手にかぞえ歌にしているのでこの人たち（九十九家の人たち）を知っている人にはとても面白いです。
ただ、もともと児童書の方で描いていらっしゃる妖怪シリーズを読まずに、この絵本から入ると、数に妖怪を当てはめただけ。という印象になりそうです。
出来ればこの絵本とセットで、九十九家シリーズも読んでみてください。

妖怪が大好きな小学校１年生の長男に九十九さんシリーズを勧めたいと思っているのですが、まだ字が細かすぎると言われそうで機会をうかがっているところです。

その九十九さんシリーズに数え歌の絵本があると知り、早速読んでみました。

・・・何とも奇妙な数え歌ですね。リズミカルで、３歳の次男でも覚えて口ずさみそうです。

でも、これだけ読んでも面白かったですが、きっと九十九さんシリーズを読んでいたほうが楽しめるのでしょうね。

１から７まで、いろんな文字や文章で何度も繰り返していきます。数字にからめたところを濃い字で書いてあります。

妖怪　九十九一家をご紹介。

でも、妖怪用心、火の用心、というフレーズが娘には大変面白かったようです。怖がるかと思ったけど大丈夫でした。

最初試し読みをしてみたときは結構迫力のある絵だったので小さい子には怖いかなと思ったのですが、かぞえ歌を聴いてみると案外軽快で口ずさみやすい曲調でした。
この歌に合わせて絵本を読んであげれば子どもは歌と一緒に妖怪の名前を覚えてしまうでしょう！
妖怪に驚く大人の近くで火の用心の恰好をした子どもたちが妖怪用心と拍子木を持って歩く様子は滑稽な感じで面白かったです。

妖怪さんたちのかぞえ唄です。
ちょっと怖い絵柄ですが、
次はだれかなーなんてドキドキしながら
ページをめくれますね。

出てくるのは有名な妖怪ばかりですが、
雰囲気としては水木しげるさんのほうに似てるかな。
一般の風景にドッキリ妖怪。
歌詞も不思議ですね。

妖怪用心 火の用心

怖いけど覗いてみたい世界。
親子で唄を気持ちの盾にしながら
読み進める絵本でした☆

図書館に置いていなかったので、全ページためしよみで読みました。

数え歌と言うと、小さな子供向きのイメージがあったのですが、これは小学生位でも楽しめそう！
３歳の息子だったら、怖がってしまいそうな気もします。
息子がもう少し大きくなったら、読んであげようと思います。

音源を聴いてメロディを覚えてから、歌いながら読みました。
ちょっとレトロな雰囲気の絵は大人っぽく、大人も一緒に楽しめる内容です。子供たちも大喜びで、「妖怪用心、火の用心♪」と一緒に歌ってくれました。
九十九シリーズを今まで知らずにいましたが、楽しそうなので、ぜひお話も読んでみたいです。

昭和育ちの私には、懐かしい雰囲気の絵でした。セーラー服に学生カバン。坊主頭に詰襟。九十九さん一家は、たしか団地住まいでしたね、マンションじゃなくて。でも、やまんばおばあちゃんの食べている、たい焼きの値段は平成でした。
この数え歌は、九十九さん一家７人の紹介になっていました。九十九さんのお話、まだ１章ためし読みしかしていないので、早く読みたくなりました。

面白いタイプの本ですね。妖怪の怖い話かと思って読み始めれば、実際はそうでもなく、なんの妖怪が出てくるかを楽しみながら、読み進めました。あっという間に読み終わってしまいましたが、読みやすく、でもインパクトのある絵が、読み終えても記憶に残りました。
とても面白い絵本だと思いました。

怖い本かな、と思って恐る恐る読みましたが、全く怖い本ではなかったので安心しました。
リズミカルな文章でスラスラと読み進められて、今度はなんの妖怪かな、何て楽しみになりました。
曲も聞いてみましたが、全く楽しい感じの曲で、良かったです。
暗くてドロドロした妖怪！って感じの曲だったらどうしよう。。と思っていましたが、こちらも軽快にリズミカルで明るめの曲で良かったです。
こんな感じの妖怪絵本は初めて見たので新鮮でした。
ちょっとはまってしまいそう・・・。