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ウォールズなかなかよいと思う みんなの声

ウォールズ 著:ありま 三なこ
出版社:扶桑社
税込価格:\1,430
発行日:2016年
ISBN:9784594074814
評価スコア 4.27
評価ランキング 21,290
みんなの声 総数 48
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16件見つかりました

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  • 心に残る

    • ポン太さん
    • 30代
    • ママ
    • 広島県
    • 男の子3歳、女の子1歳

    全ページためしよみで読みました。

    読み終えて、何とも言えない、国語が苦手な私には上手く表現出来ないのですが、心に残る作品でした。
    私にとっての壁とは目標だったなと思いながら。高い壁をのぼるために頑張ってたことを思い出しました。

    投稿日:2016/07/06

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  • 感動的です

    この壁は、大事な人を盾になってまもったり、支えたり。

    なんだか読んでいて心があたたまりました。

    疲れているので私も支えてほしいです。

    最後は壁がなくなりますが、これは親の死を暗示しているのだろうか。なんだか切ない気分になりました。

    投稿日:2016/07/06

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  • あなたの「壁」は誰ですか?

    「壁」とは私にとって、いったい何だったのだろう。

    生まれた時から、当たり前のようにそこにあって
    風や雨や、恐いものから守ってくれた。
    幼い頃はボールをぶつけたり、よじ登って遊んだけれど
    物心がついたら少しジャマになった。
    他の壁がうらやましくなって
    見向きもせずに散々ほったらかしにして
    しまいには汚い言葉を吐き散らした。
    あんなに支えてくれたのに
    いつも見守ってくれていたのに
    お礼を言おうと思ったら姿がなくなっていた。
    失って初めて気がつく、ありがたさ、淋しさ、後悔、愛。

    私にとってその「壁」は、
    4ヶ月前に他界した父だった。

    「そっとささえてくれた
    なにもいわずに ずっと そばに いてくれた」

    壁の前で会話が始まる時、
    読者はきっと誰かの顔を思い浮かべる。

    「もくひょうだったんだ」
    「いのちのおんじん」
    「あなを つくってしまったんだ」

    登場するキャラクターが思い出を語るたび、
    読者の心にも喜怒哀楽が蘇る。

    「みんなと あわせてくれて ありがとう」

    私は、同じ言葉を亡き父に伝えていた。
    父のために集まってくれた人々、
    父が亡くなってから出会った人々、
    父がいたから出会えた人がいる。

    「さいごに おわかれと 
    ありがとうの ハグをしよう」

    それぞれの思いで「壁」とお別れをする。
    それは、人なのか、物なのか、思い出なのか。
    「壁」との別れは、過去の自分との別れだ。

    「かべが とりになって 
    おおぞらへ はばたいていきました」

    「さようなら」

    お別れのはずなのに、清々しい。
    前向きな気持ちが感じられる。
    私もまた、少しずつ歩んでいく勇気をもらえた。

    ただひとつ、
    結末の見開きの「記念撮影」は興ざめだった。

    「壁」とお別れをして、各々の道を歩んでいく、
    そこにはもう心の絆があるはずなのに、
    なぜ写真を撮るのだろう。

    「壁」という形のあるモノが、
    鳥となって羽ばたいて消えていったのに、
    なぜ写真というモノを残すのだろう。

    消えた「壁」の向こう側には、
    一面の草原が描かれていたけれど、
    この風景は読者の想像力に任せて欲しかった。
    壁の向こう側には、皆それぞれの思いがあるはずだから。

    全体として、絵のアンニュイな雰囲気は、
    静かに流れる物語と合っている。
    ただし、理由のない形や表情のキャラクターが、
    詩的なストーリーの妨げになっている。
    抽象的なレベルまで昇華させた挿絵の方が、
    より深みのある作品になるかもしれない。

    「壁」のように姿が消えても、
    心に残る一冊。

    投稿日:2016/07/03

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  • 深いけれども・・・

    とても深いお話でした。
    「かべ」って何のことだろう?とずっと疑問に思いながら読み進めましたが、最後まで答えはわからず。
    答えがわからないからこそ、読んだ人それぞれが「かべ」が何であるのか、何かにたとえて自分なりのストーリーを作っていくということなのでしょうが、少々、あざとく感じてしまう面もありました。
    子どもにはまだ読ませていません。
    このあたりの解釈は人それぞれだと思いますが、少々、道徳のおしつけのようなものを感じてしまいました。

    投稿日:2016/07/03

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  • 壁とは・・・

    • みいのさん
    • 50代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子19歳、女の子14歳

    シックな色使いと紙質、お話の内容からして、大人向けの絵本だと思いました。
    読む人によって感じ方は違うのでしょう。
    私は、壁とは、みんなを助けてくれた偉大な人をあらわしているような気がしました。
    黒い矢印がいっぱい飛んでくる場面の怖さや、白い鳥が羽ばたいていく平和な情景に、作者の巧みな表現力を感じました。

    投稿日:2016/07/05

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  • 新たな出会いと歩みに向けて

     「かべ」にも色々な意味や役割があったのでした。そして、それは、人によってそれぞれ違う。

     ある人には、励まし。
     ある人には、目標。
     ある人には、守ってくれるもの。
     ある人には、出会いの場。

     みんな、感謝の気持ちを伝えようと集まってきました。
     だって、壁がなくなるから。

     「なくなる=取り壊す」と思っていたら、なんと鳥になって羽ばたいていくとは・・・!!役目を終えたからなのかな?と思えました。

     そして、壁がなくなったあとには、また新たな出会い、そして 新たなそれぞれの歩みがあるのでしょう。

     「壁がある」というと、遮るもの、隔てるもの、越えられないものという否定的なイメージを持ってしまいますが、いろんな壁に出会えて良かったです。

    投稿日:2016/07/04

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  • ウォール

    ウォールではなくウォールズ。
    言葉にすることの難しさ。

    絵がシックで、小さなお子さんの視覚を刺激する感じではありませんし、大人と子供では読後感が違うと思います。
    「何?」「どうして?」、答えは自分でさがすしかありません。
    知りたがりのお子さんと読む方は、覚悟が必要かもしれません。
    でも、お子さんからどんな感想が聞けるか、楽しみでもある作品だと思います。

    投稿日:2016/07/05

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  • おわかれ

    • みちんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子5歳、女の子3歳

    かべがもう少しで壊されることに。
    かべに支えられたみんなが出てきて、かべとの思い出を語ります。
    いろいろな思い出があるものですね。
    こんな風に人知れずたくさんの思い出を持ったものが取り壊されるってある光景。
    ものは壊れても思いは残るのでしょう。

    投稿日:2016/07/01

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  • 思い出をたいせつに

    壁という一つの対象物にたいするいろいろな物語が想像できる絵本です。
    同じ壁の物語だけれど登場人物ひとりひとりに大切にしているエピソードがあり、どこかでそのお話がつながっていたりと、何度でも楽しむことができる素敵な絵本だと思います。

    投稿日:2016/07/05

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  • 壁のある生活

    • うめちびさん
    • 30代
    • ママ
    • 富山県
    • 女の子5歳、男の子2歳

    壁というと、大人はいろいろなものを想像してしまう。
    大人向けの本かなと少し緊張して手に取りました。
    私自身隔てるものというマイナスイメージが強かったのですが、
    がつーんと私の中の壁を壊されたような感じでした。

    時に寄り添って、時に自分を守ってくれる存在でもあるんだなと
    壁のある生活に様々な思いを寄せる生き物たちの息遣いが聞こえてきては
    壁の声も聞きたくなるのは私だけでしょうか。

    大人はいろいろ考えを巡らせてしまうけれど、
    子どもは素直に絵本の世界を楽しんだようで、
    壁がなくなるところでわぁーと目をきらきらさせて感嘆の声をあげていました。
    年齢ごとに楽しみ方が変わってきそうな絵本でした。

    投稿日:2016/07/05

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