表紙で主人公の「こえだのとうさん」が走っています。
こんな風に主人公が走っている絵の絵本って、たくさんあるので、初めはあまり気にしていませんでした。
でも、この話は壮大ですごかったです。
「こえだのとうさん」はこのおはなしの中でずっと走り続けているんです。
立ち止まっているときもありますが、それは白鳥の雛たちが孵るための大事な時間だったりしたので仕方ありません。
これを言ってはおしまいですが、「こえだのとうさん」と普通のこえだの違いって、どこだったんでしょう。「こえだのとうさん」って、実は妖怪(妖精)みたいな存在だったのでしょうか。
読んでいる最中ずっとそこが気になっていました。
最終的にはサンタさんも登場するので、子どもたちに読んであげるときは11月から12月くらいがよいかな〜と、思いました。
「こえだのとうさん」の春から冬への長いハードな旅、この絵本で一緒に旅してみませんか。