はじめてのクリスマス(偕成社)
人気コンビがおくる、新作クリスマス絵本
ディズニープリンセス じぶんもまわりもしあわせにする おやくそくブック(Gakken)
SNSで話題!すてきな大人になるために大切にしたい「おやくそく」を紹介する絵本。
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8件見つかりました
なんとなく気になる絵本ではありましたが、読む機会がありませんでした。 ものが擬人化されることはあっても、ひらがなや濁点が人になり心を持って考え悩むストーリーの本は初めてで大人的にはとても面白いです。 最後はハッピーエンドですし、気分良く終わることができます。 この本を高学年の子に読むのはいけると思いますが、低学年は「どうかな?」 と思いつつ、いろんな学年の子供がいる読み聞かせで読んでみました。 この奇抜な設定のせいでしょうか? 1,2年生も全く声を出さず、超真剣に聞き入っていました。 読んでいる私は、反応ないな、つまらないなという感じではなく、 (すごい真剣だから、肝心なところでしくじれないな。) という緊張が漂いました。 読み終わったら、心なしかいつもより大きな拍手。 これが、本のもつ力なんだろうなと感心しました。 この本、読み聞かせにもいいですよ。
投稿日:2012/12/11
小学校での読み聞かせ会に持参しました。 対象は高学年。6年生を中心に20人ほど来てくれました。 初めて見つけたのは、23年前なのですが、 読む機会がなくて…今年ようやく紹介できました。 原田宗典さんのエッセイのファンで、 彼のエッセイは家にいるときじゃないと読めない (思わず「爆笑」してしまうので)くらい面白いので とても期待して読みました。 「おおきな おせわ」「やぶからぼう」なんて 期待通り、笑えるところ満載! ただ、爆笑とはならないかな〜、この面白さが わかってもらえるかなぁと思いつつ… 当日は三冊目に読みました。 出来るだけ陽気に読んだつもりですが なんせ主人公の濁点くんが暗いもんで…(汗) 爆笑は起こりませんでしたが、楽しく聞いてくれました。 文章は七五語調とまでは行かないけれど ある程度整っていて、とても読みやすかったです。 所要時間約6分半です。
投稿日:2013/02/06
題名を見たとき、いったいどんな話だろうと ??? 表紙を見ても ??? しかし、 読み始めると、奇妙な絵とともに、きちんとした日本語の文章。 どうやらひらがなが主人公。 そして、濁音の”てんてん”が登場。 結末はいかに・・。 普段は脇役、忘れられやすい、濁点に注目した新しいタイプのお話。 漢字をひらがなで表すことが新鮮でした。 かえって言葉の意味を考え直しました。 8歳の息子に読んだら、これってどういう意味?と、 知らない言葉にピンと来ない感じ。 そばにいた5歳の息子は、ひらがなを一生懸命読んでいましたが、 意味不明、といった顔・・。 読み聞かせには高学年がいいのかなぁ。
投稿日:2008/10/28
最近ちょっと気になる柚木沙弥郎さんの絵ということでセレクト。 なにやらおどろおどろしい題名に、不可思議な表紙です。 昔むかしあるところに、と古風なオープニング。 言葉の世界の、ひらがなの国のお話のようです。 こともあろうに、濁点「゛」だけが置き去りにされていたのです。 というのも、「ぜつぼう」の主の姿に、自責の念を感じ、捨ててもらったとか。 その後の、濁点の彷徨は切々とやりきれないです。 濁った水に投げ込まれた濁点の昇華が見事です。 (濁った水というのも絶妙なオチですね。) 文章も語彙も、絶妙な言葉遊びも、少し高度なので、 やはり理解できるのは10代になってぐらいからでしょうか。 独特の風貌のひらがな達の様子は、さすが柚木沙弥郎さんワールドです。 でも、この絵本からヒントを得て、単に濁点遊びだけなら小さいお子さんから楽しめますよ。 試しに中学生の息子に読んでもらったら、結構受けました。 案外、悩み多き思春期の方々には心に響くようです。 もちろん、中学生以上なら、出てくるひらがな言葉を、漢字で書きなさい、 と課題も忘れずに。(笑)
投稿日:2008/10/26
題名からしてすごい気になっていた作品。 ナビの皆さんの感想を読んでますます気になり、 図書館から借りてきました。 今までの絵本にない展開で、 親としてはすごい〜と感じちゃいました。 濁点が分かってきた息子にもちょうど良いかなあと思ったのですが、 息子君には「絶望」という言葉も、 そして最後のキーワードになる言葉も、 まだピンと来なかったので、 濁点がついたり、つかなかったりすることによる言葉遊びはすごい面白いようでしたが、 その最後の展開はいまいちわからなかったようです。 う〜ん、その展開が分からないのは残念ですね。 この絵本の良さはやっぱ絶望の言葉を知ってからかなあ〜と思いました^^;
投稿日:2008/03/06
個人的に、こういう絵本は大好きですが、ちょっと好き嫌いがでるお話かも知れません。 イラストは柚木沙弥郎さんで、この方はいろいろなジャンルで活躍されている美術大学の名誉教授だそうです。 いや〜もう、この絵がインパクとありましたもの! 「昔むかし…」と始まる近代絵本って、中々ないですよね?文字とストーリーのコラボレーションが、すごいです。 「ぜつぼう」の「ぜ」の字についていた濁点が、「絶望」の宿命を気の毒に思い、自分(濁点)さえいなければ、「ぜつぼう」は「羨望」という悪くない言葉になれると、「ぜつぼう」の字の中から家出して、いろいろな字達に嫌われながら、やがて「きぼう」の「ぼ」の字にかわるまでの不思議な物語でした。 興味のある方はぜひ読んでみてください。
投稿日:2006/10/28
ひらがなの国で、道端に濁点が置き去りにされていた。 主もないままに・・・。 その濁点は「ぜつぼう」にくっついていた濁点で、 このまま「ぜつぼう」にくっついていなければ、 主人は絶望しなくてすむと、自分を捨てるように主に申し出たと言う。 最後はめでたしめでたしなのだけど、 読んでいる途中では、とても切なくなりました。 「てんてん」がとても愛しくなりました。 絵がなかなかはっきりしていて、読み聞かせにいい! と思うけれども、ちょっと内容は低学年には難しい。 高学年や大人にはぜひ手にとってほしい一冊。 日本語(ひらがな)だからこそできたお話。 濁点をとったりつけたりの、言葉遊びも面白いけれど、 そこからこんなおとぎ話が生まれるなんて、 日本語って楽しいなと思います。 昔から語り継がれてきたおはなしとは違いますが、 現実とはかけ離れた不思議な空間に入り込んだような気になります。 このおはなしは、元は原田氏の 短編集『ゆめうつつ草子』に初出されたものに 加筆修正されたものらしいです。 声に出して読まれることを想定してかかれたものらしいので、 ぜひ、ゆっくりじっくり声に出して読んでみてください。
投稿日:2006/09/23
絶望の『ぜ』の字にくっついている濁点が、主のことを気の毒に思うあまり、主から離れたのはよいけれども、誰からも見捨てられ、『し』の沼に放り込まれて、『きほう』にくっつき希望の濁点になったというお話です。 「ひらがな」が並んで意味を持つ言葉になって、そこに濁点が着いたり離れたりすることで別の言葉になって… 日本語ワールドの不思議さがみごとに絵と文章で表現されています。
投稿日:2006/09/18
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