高学年向けの読み聞かせリストの中に見つけました。
自分にないものを持つクラスメイトに憧れるヘンリー。
ヘンリーは自分のことは特別ではない普通の男の子だと思っています。
確かにヘンリーの憧れる四人の少年たちはそれぞれに個性があり魅力があるのです。
ようやく四人のクラスメイトが家に遊びに来ることになりました。
でも、ヘンリーの家には年の離れた弟がいるのです。
自分の持っているものにあまり自信が持てない様子のヘンリー。ヘンリーには際立った個性はないのでしょうか?
自分で自分自身のことには気づきにくいものかもしれませんね。
ヘンリーだって、弟以外にも仲間たちに誇れそうなことがあるのかもしれないとも思いました。
絵本なのでその辺が深くは掘り下げられないのは残念です。
自分のことをより深く見つめる時期のお子さんにいいかもしれません。
いくつぐらいの年齢設定なのかはわかりませんが、小3の息子は自分の学校生活と重ね合わせて見ていたようです。