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おおきな やかたの ものがたりなかなかよいと思う みんなの声

おおきな やかたの ものがたり 作・絵:青山邦彦
出版社:PHP研究所 PHP研究所の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2006年10月
ISBN:9784569685991
評価スコア 4.57
評価ランキング 5,774
みんなの声 総数 22
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  • いつまでも続く

    館に住む人のお話ではなく

    大きな館自身の物語です。

    最初この館にはお金持ちの貴族が住んでいて

    毎日盛大なパーティーが開かれていました。

    そのことを館はとても誇りに思っていました。

    時代が変わり住む人がいなくなり

    街の片隅でひっそり佇んでいると

    男の人がこのままではもったいないと言い、

    ホテルに作り直されたのです。

    時代が変わっても何度も変化していき

    ずっと館は存在していました。

    館の心の動きが

    手に取るようにわかるお話でした。

    その変化も感じてほしいです。

    投稿日:2022/05/01

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  • 緻密に描かれたやかたの図はみていて飽きません

    表題のとおりの大きなやしきの周りで起きた出来事が
    そのままストーリーになっている本です。

    やしきは擬人化されているので、ストーリー中で
    自身の気持ちをかたります。

    絵はとても緻密で、それを見ているだけも十分たのしめるかと思います。

    バージニア・リー・バートンさんのちいさいおうちが好きな人はたのしめるかと思います。

    6歳の娘は、おおきなやかたがこわれてしまったけど、
    人がたくさんすんでよかった。。との感想でストーリーを楽しんだようでした。

    投稿日:2013/12/23

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  • ほんとうの価値

    立派で美しいことこそ自分の価値。

    美しく整備されているときに人が集まる。
    だから、美しさこそが価値のあることだと館が考えてしまったのも仕方がないこと。

    必要とされるのは、人が集まるのは、立派で美しいからではない。
    館はみすぼらしく変わり果ててしまったときに、じぶんのほんとうの価値に気づくことができました。

    人に羨まれることに価値を感じてしまう人々。
    自分をしあわせにしてくれるのは、もっと別のことなんだと、このお話は語っているような気がしました。

    投稿日:2013/11/28

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  • やかたの気持ち

    りっぱな館には貴族が住み、パーティーが開かれていました。やがて、次々と持ち主が変わり、火事がおこり・・・

    やかたを正面から描いた絵が中心になっています。
    窓の位置で、顔のように見えますね。
    物語の後半、やかたが古くなり壁にひびが入っている様は、年をとったしわのようでした。

    りっぱな建物であることを喜んでいた館ですが、幸せな気持ちになったのは、おんぼろになっても大事にしてくれる子供達の存在。

    細部まで書き込まれた絵も、見ごたえがありました。

    投稿日:2011/02/01

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  • まさに館の物語!

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子15歳、女の子10歳

    まさに一軒の館の物語でした!
    説明するような文は少なく、読みやすいですが、絵から読み取る世界観が表現されているので、年齢の低いお子さんよりは高学年以上、中学生、高校生などにも、せひ読んでもらいたい作品です。

    今の日本は古くなると住む人がいなくなったり、完全に立て替えてしまったりするのが当たり前ですが、
    西洋などでは、特に少し前の時代はこうして、ある者の特性を生かしつつ、建物は何度も何度も生まれ変わってきたのだな〜と、思いました。
    設計士やデザイナー、その他絵の勉強をしたい方などにも、お薦めの絵本です。

    投稿日:2010/07/08

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  • 大人にも子供にも!

    大人、子供問わずそれぞれに楽しめる絵本だと思います。
    館の変わり行く様、その物語とっても深い話しだなぁ…と感じました。
    火事にあった後の館の変化が個人的には大好きです。
    子供に読み聞かせつつ、「絵を見てご覧」と話しかけました。絵だけ見ていてもなんだか感じるところのある絵本です。
    館の変わり行く様が描かれた絵に子供は夢中でした。
    色彩も豊かで、緻密に描かれている絵は大人が見ても子供が見ても素敵です。

    投稿日:2007/05/20

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  • 建物の絵本

    建築設計を経験した作家だから、建物がすごく 細かく綺麗でした。時代がかわり、りっぱな建物の様子が、どんどんかわっていきました。火事になったり、おばけやしきと言われるまでになりましたが、住んでくれる孤児の子供達の建物を、大事にしてくれる気持ちで、幸せな気持ちになりました。建物を大事にする気持ちが、建築家らしい絵本だと思いました。

    投稿日:2006/12/03

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  • やかたの本当の幸せは?

    あとがきから見ると、青山邦彦さんは、建築家を経て作家さんになられた人らしく、おうちの話が多いです。
    「ドワーフじいさんのいえづくり」以来、好きになった作家さんです。
    大きなやかたは、最初、お金持ちの住む立派なやかたでした。
    時代の変遷とともに改築され、ホテルになり、レストランになり、大型のショッピングモールへと変わっていったけれど、いつも、自分が立派な建物であることに誇りを持っていました。
    でも、ある火災で焼け落ち、取り壊されそうになったところを孤児院として生まれ変わることに。
    やかたは、最初、自分が以前のような立派なやかたでなくなったことに絶望したけれど、子供たちの家として、自分が大切にされているという喜び、暖かさをはじめて知ったのです。
    何が本当の幸せか?「ちいさいおうち」のお話をちょっと思い浮かべました。
    青山さんの絵本は、どれもみんなそうだけど、細部にわたって、とても綿密に書かれていて、やかたや、やかたを取り巻く人々の様子など、絵を見るだけでもすごく楽しいです。

    投稿日:2006/11/22

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