クリスマスイブの夜。
バス停にお父さんを迎えに来た男の子。
手をつないで一緒に家まで帰る。
アップで描かれた、親子の手のぬくもりがこちらまで、
伝わるような絵で、温かい家族なんだろうなと思いました。
そして、家の灯が、あたたかく、もれている挿絵。
玄関に走って出迎えている人影。
これは、お母さんだね。
あれ?ではなくて、お兄ちゃん!?
あれあれっと突然、違和感を感じ始めてしまいます。
お母さんはどこ?テーブルの上に写真があるけど・・・
4歳の娘は、「お母さん死んじゃったの?」と心配そう。
でも、心配ご無用。
ちゃんと、子供達は、お母さんと電話で「メリークリスマス!」とお話する事が出来ました。
さて、お母さんが今居る所は?
とおーいとおーい場所からのクリスマスだけど、
お母さんの隣には、家族の写真が、置かれていて、
心は繋がっているのだね。
この展開のダイナミックさに、8歳の息子は、喜んでおりました。
私も、宇宙からのメリークリスマスは面白いし、夢があるなぁと思いました。
未来には、そんな事もあるかもしれませんね。