「ながーい5ふん みじかい5ふん」 なかなかよいと思う みんなの声

時間の感じ方って様々だという例ですね。
5分って短いようですが、３分でも待ちきれないこともあります。
5分だからといって、ボーッとしていると、あっという間に過ぎてしまうこともあります。
ずいぶん身勝手な人間の心を試されているような５分間のあれこれでした。
絵本の読み聞かせでも、5分は目安かも知れませんね。
乳幼児の５分はほどよい目安かも知れません。
10分以上集中できるのは、絵本の内容と考える力が育ってきてから？
子どもたちに長い５分、短い５分の例を挙げてもらうのも面白いかも知れません。

話題になっていた絵本だったので、わくわくしながら幼稚園生の娘と読みました。日常生活で遭遇する「5分あるある」が次々と出てきて、私自身は楽しく読みましたが、ストーリーのあるお話が好きな娘はあっけなく読み終わってしまったようでした。

小学生の姉は楽しんで見ていたので、読み聞かせるよりは、文字と絵からどんな5分かを読み取って自分のペースで読み進める方が楽しいのかなと思います。

３歳息子が、５歳娘の影響で時計を見たり、何時？ということを気にするようになったのでこちらを読んでみました。
同じ５分でも、楽しいことをしている時の5分と、嫌なことを我慢している５分の感じ方は違うね、など声をかけながら読みました。まだ、正確な時間の感覚が身につくのは先ですがとっかかりとしてはよい一冊だと思いました。

遊んでいる5分はあっという間だけれど、勉強している５分はとても長く感じる･･･

本当は同じ時間が経っている筈なのだけれど、違って感じる。
そんな「あるある」とテンポよく表現している作品です。

子供の感じる5分と大人が感じる5分も、きっと違うのだろうなぁと、読みながら感じました。

同じ5分のはずなのに…。
楽しいこと、楽しくないこと、で時間の感じ方って本当に違いますよねー。
わかる！って肯いてしまう絵本でした。
子供だけでなく大人も同じ気持ちになるのですよ（笑）。
わかりやすくて、コミカルで調子よく良かったです。