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10件見つかりました
宮沢賢治のお話は、わかるようなわからないような…難しいお話が多い印象があります。このお話は、多少、わかりやすいお話だと思い、読ませていただきました。内容を随時確認をしながら、子どもと一緒に読ませていただきました。このお話に描かれた裁判は、うまいお話だったと思います。
投稿日:2024/04/12
図書館で借りて読んでみました。 まず、表紙の絵のインパクトがすごいですね! どんぐりがたくさん出てくるページも印象的! 現在、細長いどんぐりや小さいどんぐりには見向きもせず、大きなどんぐり拾いにはまっている息子だったら、間違いなく大きいどんぐりが一番偉い!と答えるだろうな(笑) 3歳の息子が読むにはまだちょっと難しそうなので、もう少し大きくなったら読んであげようと思います。
投稿日:2015/10/13
公園にどんぐりが落ちていると、よく子どもたちは拾ったり、競争で集めたりします。形が可愛らしくて、子どもの手にちょうどよくおさまります。都心でもよく見かける身近な木の実が登場するので、賢治の作品の中では親しみやすいお話だと思いました。 山猫の姿は、威厳もありますが、どこかとぼけた風貌がストーリーと合っていました。 どんぐりが赤いズボンをはいているという描写は、ざっくりと描かれていて、読み手が想像をたくましくすればいいのでしょうが、もう少し可愛らしい絵も見てみたかったです。
投稿日:2015/10/11
いちばん偉いどんぐりを決める裁判で、裁判長の山猫がかなり困っていたところ、男の子がアドバイス。 いちばんどうしようもないどんぐりが一番偉い。(意訳) そういわれて、俺だ!と言えるどんぐりがいなくて、山猫が喜んだのでした。 なかなかトンチがきいていました。 でも、絵は少し怖いというか、娘の好みではなかったです。
投稿日:2015/10/10
絵がとても面白いなと思いながら読みました.なかでもどんぐりたちがもめている場面の絵は特に好きです.みんなひとつぶひとつぶ違っていて,息子とお気に入りのどんぐりを探してしまいました. 山猫の顔どアップもすごく迫力があって,ほんとに山猫のどなり声が聞こえてきそうです. それにしても一郎の判決には脱帽でした.めちゃめちゃだったどんぐりを一発で黙らせてしまう判決を思いつくんだからすごいです.この判決には息子も笑っていました. 深く考えると難しいお話で息子はもちろん私も難しいなと思いましたが,大好きなどんぐりが出てきたり,一郎のユニークな判決など,ところどころ息子には面白いと感じる場面があったようでした.
投稿日:2015/10/09
昔、読んだなあと思いながら読み直しました。 少年、一郎のところに届いたふしぎな山ねこの呼び出しはがきを見て、山ねこを探しに出ていきます。山ねこに会うと、どんぐりたちが誰が一番えらいのか、ぎゃいぎゃい騒いでいます。丸いやつがえらい、背がたかいのがえらい、大きいのがえらい。みんな自分を一番にしようとしています。 いちばんばかで、めちゃくちゃで、なっていないようなのがいちばんえらい、と言ったところ、誰も自分が一番とは言わなくなりました。助かった山ねこはまた助けてほしいとお願いをします。 なかなか雰囲気があって、アニメ映画にもなりそうな内容でした。 絵はかなり好みが別れそうですけど。田島さんらしい絵です。
宮沢賢治の有名な作品の1冊です。 他にもいくつかの絵本や児童書にもなっています。 この本は田島征三さんが描かれていました。 田島さんの絵は嫌いじゃありませんが、この本に描かれている作中人物(山猫や「ぼく」、馬車別当など)は、個人的にイメージしてきた容姿がかなり違っていたので、読んでいて違和感がありました。 物語時代は知っていたので、田島さんがどんなシーンをどんなふうに描きたかったのかなぁと、考えながら読みました。 一番好きなシーンはどこだったんだろうとか…。 田島さんの絵は比較的はっきりしたものが多いですが、この作品は色合い的に見えにくいところがあるので、 ただでさえ文章の多い宮沢作品を読み聞かせなどで紹介するときには、ちょっと避けたほうがいいかもしれません。
投稿日:2015/10/04
やまねこから厄介な裁判に来てほしいと手紙を受け取り、一郎(人間)が出かけます。 だれがいちばんえらいのかともめているどんぐりたちの争いに決着をつける一郎は見事ですね。私だとおたおたするだけかなー。 やまねこのアップ等、迫力がありました。
投稿日:2015/09/25
「ドングリの背くらべ」という、ことわざがありますよね。 このお話は、まさにそれです。 大勢のドングリが、ワヤワヤと言い争う様子はスゴいですね。 思わず、山猫に同情したりします。 分かりやすいお話なので、子供も読みやすいと思います。
投稿日:2014/06/25
息子の好きな「どんぐり」を題材にしたお話ということで、読んでみました。 実は私、宮沢賢治さんのこの作品読んだことがなかったのです。 「めんどな裁判しますから・・・」という山猫のはがきに誘われて、いちろう少年が山猫のところに向かうのですが、たどり着くまでの描写もクスっと笑えたり微笑ましかったり。 どんぐり達が出てくるのはお話の後半になってから。 お待たせしました、とばかりに凄い数のどんぐり達で見開きページが埋め尽くされています。 どんぐり達に向かって怒鳴る山猫の迫力もさることながら、どんぐり達で埋め尽くされたページも見応えあります。 それぞれのどんぐりの形や表情を細かく見るのもまた、なかなか楽しいです。 また、ラストにかけての山猫の言動にも、思わず微笑んでしまいました。なぜって、子供が少〜し偉そうにしたがっている、そんな風に思えて。 お話と絵が相まって、長く記憶に残りそうな絵本です。 (注:まだ小さく、とても怖がりなお子さんの場合、馬車別当の顔に怖がるかもしれません。かなり強烈な顔なので…いい味は出しているのですがね…。)
投稿日:2010/10/25
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