息子が3歳の時に祖父母に買ってもらった絵本です。
大きな“くすのき”が団地になっていて、地下1階・地上10階建てです。
各階に1世帯ずつ住んでいて、管理人の“もぐらのもぐ”はその地下1階に住んでいます。
そして、1階にはちょっと気難しい音楽家のきつねさん、2・3階に看護師のうさぎの姉妹、
4階にはさるの大工さん、5・6階はりすのレストラン、7・8階は現在空き室で、9階に
ふくろう、10階にももんがが住んでいます。
ある日、8階にかけすが引っ越してきて、お嫁さんを貰い、卵が生まれると、
へびが最後の空き室に引っ越したいと部屋を見に来て... という話です。
へびがかけすの卵を狙っていると気付いてからのもぐの機転の速さと、
もぐとりすさんの連携プレーが素晴らしいです。
そして、こんなに仲の良い団地の住民っていいなぁ。
今回は、もぐとりすさん、さるの大工さんが活躍しましたが、この次のシリーズでは
違う住民たちが活躍します。シリーズで読むと楽しいですよ!
お奨めです。