「くろのほん」 なかなかよいと思う みんなの声

しろのほんを先に読みました。

内容が比較できるページもありました。

表紙も黒だし、中の絵も黒がテーマですが、

中の絵はダークグレー？くらいで

真っ黒ではありませんでした。

夜のページが好きでした。

魔女がほうきではなく自転車を漕いでいるのが

おもしろいなと思いました。

黒いものって何がある？
そんなノリで五味さんがいろんな黒いものを描きますが、どこかユニークな感じがします。
なるほどこれも黒かしら？
土はひょっとして茶色じゃない？
この本は固定観念からちょっと距離をおいているようです。
そんな色の感じ方って大事じゃないでしょうか。
押しつけでない感性を育てる。
そんな発想から生まれた絵本ですね。

「あかのほん」「しろのほん」に続いて、「くろのほん」を読みました。
この３冊はつながっているので、見比べて読むと面白いですね。

背景に明るい色のページが多くて、黒の物ばかりでも暗くなりませんでした。
「よる」の絵には、それだけでストーリーがあるようです。