「ちいさな かわいい おべんとうばこ」 なかなかよいと思う みんなの声

お弁当、の中身ではなく、お弁当箱、のお話です。お弁当箱、どうなるのかぁ？と３歳息子とワクワクしながら読み始めました。ただ、お弁当をつめるだけではなく、森の仲間たちは実に様々なかたちでお弁当箱を活用していて楽しかったです。

6歳の子供にはすこし簡単すぎたかもですが、かわいい動物とひめちゃんと子犬のナナの絵が娘の好みにあっていたようです。うさぎのお茶会を楽しそうにながめていました。
おべんとう箱で楽しんだどうぶつたちが残していったものを恩返しをしてくれたと感じたようで、ひめちゃんがおべんとう箱を開けるシーンが一番好きだそうです。

ある日、女の子に忘れられてしまったお弁当箱。
いろいろな動物がそのお弁当箱を借りては、それぞれ思い思いの物に変身させて使います。
そして、ありがとうの気持ちを込めた贈り物と一緒にもとの場所に戻します。

次は誰が借りるかな？どんな使い方をするのかな？とワクワクしながら読み進めていくと、そんな使い方があったのか〜！と思わず微笑んでしまうような物語です。

最後に持ち主の女の子が取りに来て、お弁当箱の中身を覗くとほっこり。
動物たちと女の子、そして読者も笑顔になる一冊です。

「えー？お弁当箱なのに？！」
可愛らしい絵と、動物たちのお弁当箱の使い方に、うふふと笑顔になります。
次は誰が何に使うのかな？と、ページをめくるたびにわくわくしてる様子の息子。
思わず野原にお弁当箱を置いてきたくなるお話でした。

試し読みをさせもらいました。
絵がかわいいですね。
子ども達の好きな動物が沢山でてくるのと、お弁当箱を色々な用途で使う面白さが、子ども達がワクワクして見るのではないかと思いました。
最後まで読んでみたいです。

かわいい絵でした。
かわいいおべんとうばこがどうぶつたちによって次は何に使われるのかな？と想像しながらページをめくりました。
色が優しいのでちいさい子にも読み聞かせすることができそうです。
ちいさいお子さんをお持ちの家庭におすすめしたいと思います。

動物たちが次々にお弁当箱を借りては、有効活用していました。
ちゃんと元の場所に返しておくところが、えらいなと思いました。
森の情景の描き方は、写実的でとても美しく、清々しい気持ちになります。
お弁当箱に何が入っているのか、わくわくする気持ちも感じられました。
まさしく「あけてびっくりたまてばこ」の結末が素敵でした。

親子で宮野聡子さんの絵本の大ファンです。
この絵本も宮野さんらしい優しく、でもリアルな美しい絵と心温まる可愛らしいお話で息子も直ぐに気に入りました。可愛らしい動物の登場に息子も私も毎回笑顔になれます。お弁当箱を持ってお出かけしたくなる、お気に入りの一冊です。