こどものとも 年少版の おはなしです
昔話は 簡潔で テーマがはっきりとしていて なるほど
よくばりの ごんぞうじいさんは びんぼうな おっかさんが病気で倒れ おかねをかりにきたむすこに いちもんもかしてくれない
ところが不思議なことに おじいさんが、げたをくれた この下駄はなんと一本歯の げたで ころぶと 小判が出る代わりに ころぶたびに小さくなる・・・・
これはいいような 困ったような
むすこは こばんで 母親の病気を治すことができたが それ以上は使わなかったのでしょうね?
ここで よくばりのごんぞうじいさんが なんどもころんで・・・・
あ〜あ とうとう ごんぞうむしになってしまった
虫になるくらいなら そんなに 欲張らなくても良かったのに・・・
ここが 昔話の おもしろさですね
梶山さんの おおらかな絵はなんだか のんびりした気分にまります