くだものたちのかくれんぼの楽しいお話です。せなけいこさんの切り絵は、紙の色柄がいつもすてきです。
娘は、どこに何が隠れているか知っていても何度も読んでほしいと言います。冒頭の「もういいかい」「まーだだよ」は、必ず一緒に声を合わせます。先日、実家でじいちゃんとかくれんぼを楽しんでいたので、それもあってこの絵本が好きなようです。
また、りんごちゃんがぶつかった長靴の中から出てきたバナナちゃんを見つけた場面で娘は「バナナちゃんをなでなでしてるね。『大丈夫?』ってしてるね。」という解釈。よく見ると「みーつけた」と指差すりんごちゃんの指がバナナちゃんにかぶっています。娘の解釈に感心してしまいました。