「三匹のぶたの話」 なかなかよいと思う みんなの声

表紙のインパクトのありすぎる三匹のぶたに惹かれて手に取りました。
イギリス民話の三匹のこぶたの話とは、全く違う展開にびっくりしました。絵のインパクトの割には、お話的にはちょっと雑な解決法？とも思ってしまいましたが、絵を楽しむ絵本としては、このくらいの方がバランスが取れるのかもしれません。
一緒に読んだ子供達は、「小鳥がひどい！」と怒っていましたが、確かにラストの小鳥の不気味な微笑みの表情を見ると、ちょっと怖くなります（笑）。

　こってり、深みのある色合いの絵がおもしろいなと思いました。
　おなじみのタイトルから「こ」がないだけで、印象がかわりますね。

　三匹のぶた、おおかみが登場しますが、「こぶた」たちのお話とはちがう展開です。こんなことになるなんて、、、とちょっと笑ってしまいました。

　ユーモラスな黒田さんの絵を、もっと楽しみたかったです。

小4息子、小2娘に読み聞かせました･･･
が、不評です･･･絵が怖い･･･最後もこわいと。
私は大笑いです。おもしろい！この人の絵本もっとよみたいなあと思ったら若くして亡くなってしまったんですね･･･ショックです。
絵もユーモアもすごい才能なのに･･･
2冊しか読めないなんて･･･
ちなみにこの絵本に出会えたのはヴィレッジバンガー〇ででした。
センスが書店ととてもぴったりでした。

ものすごいインパクトの豚さんですね（ ・∀・）

内容も子供の頃に読んだ三匹の豚とはひと味違います。

クライマックスもそう来るか！！

ってな感じでかなり新鮮です。


娘も気に入っていてよく読むのですが、

きっと大きくなって幼稚園や小学校、友達との会話で
私が知ってる三匹の豚とはちょっと違う！？

と、いつか思う日が来ると思います。
（いいのか悪いのか・・・）


作者は若くして亡くなられた　黒田　愛　さんですが、
もっとたくさんの作品を見たかったです。

時々、私が3才の娘に「３びきのこぶた」のお話をしてあげるので
「３びきのこぶた」がお気に入り。
それで、この絵本を借りてみました。
絵が、ちょっとおどろおどろしい感じがして、あんまり好きではなかったのですが
最後には、可愛く思えてきたから不思議です。
「新釈」とあるように、お話はオリジナルのストーリーからは、かなりずれてますが
これはこれで面白いかなぁって思いました。
私が話す「３びきのこぶた」のお話とも、家にある瀬田貞二さんの「三匹のこぶた」とも、ラストが違っているのですが別に違和感無く受け止めているみたいです。

もっと他のお話の「新釈」も見たかったのに、作者の黒田愛さんは
若くで亡くなられていて残念です。